私がいつも楽しくみているあるバイクのブログで今回、昔乗っていたHONDA NS-1が紹介されてました。

15年ぐらい前、まだ中免を持っていなかった私が通勤用に買ったのが、後期型のN-1でした。

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原付に見えないでしょ、コレ。
一目で気に入り、始めて乗るマニュアルバイクの乗り方をショップの親父さんに教えてもらって、楽しく通勤に使ってました。

実はこのバイクには私がバイクを好きになった原点が二つ混ざっていたのです。

一つは、
フルカウル
小学校低学年の頃、近くの団子屋さんの前に三角スタンドに乗ったこのバイクがよく置いてありました。

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DUCATI 900SS マイクヘイルウッドレプリカ

鮮やかな赤と緑のツートン。
他に見たこともないでっかい目ん玉のカウル。
聞いたこともない爆音を残して颯爽と走り去る団子屋のドラ息子お兄さんの姿はとてもかっこ良く、目に焼き付きました。
ただ、いつも三角スタンドを置いていくので、出先でバイクを止める時どうするのか、心配したりもしてました(^_^;)


それから数年、ナナハンキラーと呼ばれたあるバイクが人気になり、通学路にあったバイク屋に並ぶようになりました。

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YAMAHA RZ350
このバイクがどう凄いのかは近所のバイクオタク好きの中学生のお兄さんが熱く何度も語ってくれましたが、覚えてるキーワードは
ツースト(2st)でした。
ただし、2stと4stの違いは理解できてませんでしたが(^_^;)

そんな幼少期を過ごした私も大人になり、就職後には何度か中免を取る事を志すも、時間とお金という現実に跳ね返され、いつしか車の便利さに毒されてバイクに乗るなんて考えなくなっていました。

しかし、当時乗っていた車が車検を迎えた時、エンジンのガスケットからのオイル漏れが発覚。修理&車検で40万を超えると言われ、廃車にすると同時に通勤の足としてとりあえず原付をと思い立ち出会ったのが、このバイクだったのです。

フルカウルで2stのこの原付は誰でも全開でカッ飛べる楽しさとスクーター並みの便利さを併せ持つとても良くできたバイクで、これでバイクの楽しさを知った私は中免を取りに行くことにしました。

免許取得後、大してバイクに詳しくもない私が購入を考えたのはもちろんフルカウルの2st。
と、言えば、レプリカブームを牽引したHONDA NSR、YAMAHA TZR、そして何と言っても

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SUZUKI RGV250γ!
Kawasaki KRなんてのもあったような・・・

これですよね。今見ても
超かっこいい(^ ^)
しかし・・・
超高かった(T_T)
レプリカブームも去り、ゼファーやスーパーフォアなどのネイキッドが主流になっていた当時ですが、生産終了となり貴重になったレプリカ達にはすでにかなりの高値がついていました。

泣く泣くレプリカは諦めるも流行りのネイキッドにはあまり惹かれることもなく、たまたまNS-1を買ったお店にあったZZ-Rが目に止まり購入することに。

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やはりフルカウルはかっこいい。
しかもさすがは
漢Kawasaki
大型かと思う程
無駄に重くてデカい。

しかし、デカい割に乗りやすいこのバイクに慣れた頃、あるバイクとの出会いが2stのレプリカとはどんなものなのかを思い知らせてくれました。それは

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BELGARDA YAMAHA TZR125RR
職場の先輩が乗っていたこのバイク、125ccではありますが30psオーバー。
かなりのバックステップできつめのライポジにビリビリと振動の伝わるペラッペラのシート。そして、極めつけはタコメーター。
目盛りは3000からしかありません。
アイドリングではメーターは動かず、スロットルを少し煽れば突然跳ね上がるメーターの針。
6000を超えたあたりからは一気に10000回転オーバー


本物です。


乗らせてもらうことになったものの、初心者に毛が生えた程度の私にはクラッチをつなぐタイミングもなかなか掴めず(ー ー;)

それでも走り出せば、軽快にスパッと曲がる気持ち良さはあるものの、出口でスロットル操作を誤れば外に真っ直ぐ飛んで行きそうに(ー ー;)

こいつはヤバイ(ー ー;)

これが排気量が倍になるってことは・・・

ヤバイ×2=
超ヤヴァイ(ー ー;)


私に乗れるシロモノではなさそうです(^_^;)

かくして、ZZでマッタリと走る楽しさを覚えた私はいつしか二つの原点からは少し離れたバイクライフを楽しむ様に。

エストレヤはまた違う楽しみを教えてくれつつありますがね。

軽快で扱いやすく、低燃費。
でもってかっこいい(^ ^)

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いつまでもかっこ良く乗る為に磨いていかないとね(^_^;)