ゆったりしたいと思いまして、
この曲を選んでみました
1909年の冬~1910年の春にかけて作られたバレエ音楽なんです
その物語とは・・・
魔王カスチェイのの支配する庭園、暗闇に覆われた園
次第に明るくなり、リンゴの樹が繁り、そこに火の鳥が現れ
リンゴをもぎ取り楽しく過ごしていた
そこにイワン王子が弓矢をもって現れ木陰に隠れて様子を窺い
火の鳥を生け捕りにしようとつかみかかる
激しい格闘の末火の鳥は力尽きて捕まってしまうが
自分の身体から羽を一枚抜いて
「あなたが危難に遭った時、この羽がきっと救ってくれる」
そう言って王子に渡した
王子はその言葉を信じ火の鳥を逃がしてやった
王子は今の出来事を思い返していると
森の向こうに大きな城門が見えた
好奇心で門のところで足を止めると
門が開き、中から13人の乙女たちが出てきた
彼女たちは目の前に現れた王子にビックリするが
その中の一際美しい乙女が、自分たちの悲しい身の上を語りだす
自分はある国の王女であるが、カスチェイに幽閉されているというのだ
王子は彼女に激しい恋心を抱くようになった
城の方からトランペットが聞こえてくる
彼女たちの自由時間の終わりを告げるその合図で
彼女たちは再び幽閉されるため悲しげに城へと走り去る
王子は、彼女たちを救うことを決心し
力を振り絞って門を開けようとする
しかし門の中から大勢の妖怪たちが現れ
激しい戦闘のなか、ついに王子は捕まってしまった
カスチェイは王子に魔法をかけようとする
乙女たちが駆け付け仲裁に入ろうとしたが
カスチェイは呪文を唱え始めた
危機一髪のこの時
王子は火の鳥に貰った羽を思い出し
その羽を取り出した
すると何処からともなく火の鳥が飛んできて
カスチェイとその部下の妖怪たちに魔法をかけ
次々と倒してしまい
眠らせてしまう
火の鳥は、王子に
カスチェイの魂の入った卵のありかを教え
王子は早速その卵を見つけ出す
カスチェイは身の危険を感じて目を覚まし
卵を奪い返そうと王子に襲いかかるが
王子は素早くその卵を地面に叩きつけて割ってしまう
すると
たちまちカスチェイは死に奇怪な宮殿も妖怪たちも消え失せ
平和が甦った
13人の乙女たちは自由の身となり
王子は改めて王女に求婚し
2人は火の鳥や乙女たちの祝福を受ける
そして火の鳥は
幸せそうな人々をその場に残し
羽を翻して、何処へともなく飛び去って行った
この動画も本当に貴重ですね
なにせ、ストラヴィンスキー本人が指揮しているんですからね~~~
しかも日本で・・・
いいモノ見つけました~~~
