先日女優の加藤貴子さんが、
46歳にして子供を出産した、
ということで話題になっていましたね。
46歳ということは、
私と同じ年代・・・
この年で子供を産むって、
スゴイことですよね。
母子ともに無事で、
本当に良かったと思います!!
ちなみに加藤貴子さんは、
体外受精で第1子を出産し、
今回も妊活の末、
命がけで出産をされたということで、
このニュースは、
妊活を頑張っている方にとって、
大きな励みになったことと思います。
一方で、
どんなに子供が欲しくても、
絶対に叶わない・・・
と言う人にとっては、
正直複雑な気持ちになるのかも、
しれないですね・・・
なぜそう思うのかというと、
私自身は既婚者で、
現在子供がいませんが、
子宮卵巣を全摘しているので、
加藤貴子さんと同じ年代ですが、
100%子供が「出来ない」体なんです。
なので妊活なんて・・・
明らかに無駄な話です(笑)
ですが。
私の場合は幸いなことに?
「子供がほしい」
と全く思っていないことが、
救いですね。
もちろん、
結婚した当初は、
普通に子供ができて、
お母さんになるんだ、
なんて思っていたのですが。
子供が出来る気配がないので、
結婚して3年経った時に病院へ行ったところ、
ホルモンのバランスが悪く、
また子宮筋腫もあるせいもあり、
なかなか子供が出来にくい体だったようでした。
しかし、
不妊治療にはお金がかかり、
また仕事も忙しかったので、
すぐに病院通いをやめてしまいました。
おそらく。
本気で子供が欲しいと思っていたら、
ちゃんと妊活していたのかもしれませんが、
実は正直なところ、
あまり子供が好きではないため、
いつしか、
「できなくてもいいや〜」
って思うようになっていたんです。
しかし・・・
そんな私ですら、
周囲が妊娠して出産、
とかいう話を聞くたび、
複雑な気持ちになっていましたよ。
子供が絶対に欲しいと思っていない私でも、
複雑な気持ちになるくらいなので、
本気で子供が欲しいと願う人にとっては、
そんなめでたいニュースも辛く思えるのかな・・・
なんて考えてしまいます。
そして不妊治療をやめ、
筋腫を放置して、
だいたい10年くらい経ってからかな?
筋腫が巨大化したことで、
違う病気を併発し、
筋腫を摘出。
その2年後には今度は、
卵巣が腫れていると指摘され、
筋腫も同時に大きく残っていることや、
また持病との絡みもあって、
今後のことを考えた時に、
全摘するほうがいいのでは?
という選択をし、
子宮卵巣を全摘して、
今に至っています。
ちなみに子宮卵巣全摘すると、
更年期障害とかが早く来るとか言われていますが、
元々病気に関しては、
慣れっこな部分もあってか?
楽天的に考えているところもあるため、
深刻な更年期障害には陥っておらず、
全摘する以前とほとんど変わりなく、
生活しています。
(しいていえば体温調節がおかしいくらいかな?)
軽く「子宮卵巣全摘した」
なんて書いてしまいましたが・・・
女性にとっては、
これは大きなことなんですよね^^;
何よりも子宮卵巣を全摘することで、
「子供が絶対出来ない」
という体になってしまうんです。
46歳と言う年齢を考えたら確かに厳しいとはいえ、
今回の加藤貴子さんは妊娠して出産しているので、
もし子宮卵巣残っていれば、
その可能性は決して「ゼロ」ではないですから・・・
子供が欲しいという気持ちが強く、
かつ経済的にも余裕があれば、
妊活して子供を作る、
という選択はありだと思いますし、
頑張ってほしいです。
しかし。
このようなニュースを見て、
自分に子供がいないことで辛くなる・・・
そんな人も多くいると思います。
それなら、
ちょっと考え方を変えてみたらどうでしょうか?
つまりは、
「子供がいないからこそ幸せに生きる」方法を、
見つければいいんです。
私はいつからか、
「子供はいらない」って思うようになりました。
なぜいらないと思うようになったかというと、
子供がいなくて良かったという、
メリットを考えるようになりました。
具体的にはどんなメリットがあるかと言いますと、
- 夫婦ふたり仲良く出かけたり食事を楽しめる
- 家庭の事を気にせず思いっきり仕事が出来る
- 自分たちだけのためだけにお金が遣える
- 自分の人間関係だけを考えればよい
このようなメリットがあるんですね〜
特に人間関係なんていう部分については、
PTAだのママ友だのといった世界とは無縁なんで、
同じ世代でお母さんやっている人と比べると、
めちゃ気楽に生きている気がしますww
そうして「子供がいる人生が全てではない」
って思えるようになったことで、
気持ちが楽になったし、
周りで子供が出来ても、
気にならなくなりました。
また病気で子宮卵巣全摘を選択した時も、
一般的に言われている程、
喪失感などといった辛さは殆どなく、
逆に月一来るものがなくなって、
快適ですし(笑)
子宮がんのリスクも当然ないので、
健診受けなくていいのも嬉しい!!
・・・確かにこうやって考えられることは、
性格的なものがあるのでしょうが、
辛い気持ちを抱えるだけでなく。
考え方をちょっと変えて、
「楽になる」方法を見つけたほうが、
はるかに毎日が楽しくなると思います。
子供がいれば、
毎日の成長が楽しみだったり、
子供がいるから味わえる幸せって沢山あると思いますが、
子供がいなくても、
いないなりにまた違った、
幸せな日々を過ごすことが出来るんだということを、
ぜひ知ってもらえたらなと思います。