まりぃのブログ

外気が街を
凍らすような
静けさの中で
咲く白梅

白梅
どうしてなの?
この寒さで
咲くことができる
不思議
むしろ冷たさを力に
変換しているようだ
その美しさはまるで
氷の女神
体の熱を
奪われると
知ってはいても
惹きつけられる
その妖艶さと
到達しえない
棲む世界の隔たりが
諦めと抵抗を生む
もう一度
出直そう
早朝に香る
あなたに会えるように
朝一番
香る白梅
ひとり占め

嘘をつかない人は
たぶんいないだろうけど
人に嫌われてもいいから
正直に生きるほうが素敵
いい人でいることは
人を嘘つきに変えていく
だって誰にでも
いい人でいられないから
それでも多くの人は
いい人でいたいらしいから
そこに歪みが
生まれていく
見えないように
嘘をつく
あなたです
これを読むあなたです
もしくは読まない
あなたです
それすらも
もうどちらでもいいの
悪いと言われる人に
惹かれてしまうのは
きっと誰よりも
自分に素直に生きているから
いい人の代償に
嘘を選ぶ?
悪い人と指を差されても
正直を貫く?

体中の血液が
霜柱のように
皮膚をかぶせて
凍りつくような朝
夜のともしびが
寒さでかたまり
炎はそのままのような
蝋梅がさく

冷たさで
香りを抽出するかのように
澄みきった空に
香りを放っていた
迎春に
一番咲きにふさわしい
静寂の花
雪中四花
いつ雪は降るのかな?
身も凍る
寒さの中で
雪の華もいいかもしれない

