日頃から恋人のようなスキンシップもなく


手すら繋いだことがあるかどうか



そんな人と結婚しました。



彼とはコロナ禍から仲良くなり
お互いバイトの社畜同士、いつも一緒にいただけの存在でした。


緊急事態宣言、騒々しい世の中。
大学がリモートになって増える課題。


突然の生活の変化なんて容易ではなく
むしろ困難に突き進む日々。


お付き合いしましょう
恋愛しましょう
デートしましょう

そんなものはできる状況ではなかった


元々愛とか友情に乏しかった私は
なんかやたらと優しくしてくれる人だなぁと
彼のことはそういうふうに見ていました。


気が病んでいると思ったら旅行に連れ出してくれたり


家にいるのが怖くなったときは彼の家に招いてくれたり


自分の家の家賃払えなそうだと言ったら内定先の会社の住宅手当で2人が住める静かな一軒家に引っ越したり。



気づいたらずっと一緒にいたというのが彼だったのです。



この歪んだ性格、愛情の私でも
諦めず見守ってくれていた彼だったので


プロポーズにはその場で受け入れられました。



友達のみんなには今までの経緯を話すのが面倒で
彼氏、と紹介してる人もいれば
先輩と紹介してる人もいて


友情婚にはどちらにしても驚かれると思います


今まであやふやな関係でい続けてきた私の責任です。


ごめんなさい。


でもこれからは「夫婦」に、なります。


見た目も中身も変わらないし、肩書きが変わるだけ。


それがわたしにとって1番めんどくさかったから結婚を避けてきた。


女、失格です。


でもこの人じゃなかったら
まじで本気で一生結婚には無縁だったかもしれません。


よく男っぽい性格と周りから言われますが男はとても嫌いなのです。


もしかしたら彼が女の子っぽくて、ある意味男女の壁を壊さなかったから
ここまで来れたのかもしれません。


男だったら結婚をする=責任増える
だから最近は男からプロポーズなんて減ってる世の中で

彼は未来を見つめて
会社での昇進も自ら希望して
毎日頑張っていました。


これが無責任でめんどくさがりな私にはどれだけ想像してもつかない。


そんなに私と一緒にいたいと思ってくれたんだ


彼は私を変えてくれました。


恋人じゃなくても、親友でも
結婚の価値観は人それぞれだと思うのです


友達だから結婚できないとかもないし
恋人だから結婚できるとも限らないし


ちょっとした勇気とノリで
人々は成り立っているのかなと。



私たちは「友情婚」を選んだけど
みんなにはどんな形が似合うかな?


型にはまらない結婚も
案外いいかもしれません。