簡単! バスタオルでタンクトップ(製図付) | 洋服直し屋の日常

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     簡単! バスタオルでタンクトップ(製図付)
 
バスタオルが家に余っている人は、お風呂上りに着るタンクトップはいかが?
(風呂上りでなくてもいいけど)
 
 
 
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ロックミシンはいりません。テープで縫い代を隠します。
 
ミシンさえ踏めればオトーサンにも作れます。
 
必要な物 3つ
 
1 バスタオル1
(薄手がいいです、作りやすいから)
 
新品タオルは洗うと縮むので、作る前に一度洗濯しておいてください。
      (洗濯後に縮む生地は、前もって縮めておく)
 
洋裁用語でこれを「地のし」 と言います。
 
2 接着用伸び止めテープ 1cm巾(市販品 180円位)
(首、袖まわりに貼ります。着くずれしないためにです)
 
3 ふちどりテープ
初心者は綿素材が縫いやすいです、色も沢山あります(市販200円位)
 
 
 
                イメージ 2
 
 
型紙です
 
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 製図の胸のダーツを外せば、メンズ用になります。
 
 裁断します
 
タオル2つ折りにして裁断します。
縫いしろは脇に2cm、肩、首、袖に1cmずつ。
裾はタオルの現状のまま。
 
 
 
 
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 伸び止めテープを貼ります
 
袖、肩、首まわりに伸び止めテープを、アイロンで接着します。
 
  このテープを貼るのとはらないのとではどえらい差が出ます。
 
洗濯すると衿、袖まわりは伸びやすいですね。
 
安いニットの衿がダラリ~ンと伸びるのは、伸び止めをしていないからです。
 
                                         
                   イメージ 5
 
 
 
 本縫いです
 
肩を縫いわせ、テープを開いた状態のままミシンで押さえます。
 
切りっぱなしの縫いしろをテープで隠します。
 
 
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 首まわりをふちどりします、
 
テープを開いて、表からテープの折り目のところをまず一本ミシンで縫いつけます。
 
つぎにテープを裏に折って、アイロンで落ち着かせ、表からもう一本ミシンをかけます。
               
 
 
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カーブにテープを縫い付ける時は、カーブ通りにアイロンで形づけてから縫うと、楽につけられます。
これ時短とコツですね。
 
 
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脇を縫います 
 
端から2cmのところにミシンを走らせ、片方の縫いしろを半分にカット。
 
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巾のせまい方をくるんでミシンで留める。この縫い方を“折り伏せ縫い”と言います。
 
ジーンズやYシャツに多い縫い方です。
 
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表に返した状態です
                
              
               
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以上で完成です
 
 
 
 
あ、もう一枚バスタオルがあった!
 
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 もう着なくなった浴衣やワンピースで作れば、リメイクです。
面白いのができるでしょうね!
 
ポッチとしてくだされば、もう一枚つくります