こんなに簡単に出来るの?初夏のカーデガン、製図付 | 洋服直し屋の日常

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服の直しや仕立ての仕事をしています。
日常で出会ったおもしろいこと、服の製図や
自分でできる修理方法など書いています。

簡単にできます!理由は肩、袖の縫い目がないからです。
これから初夏にかけての裏なしカーディガンジャケットです。  
                        イメージ 1 
柔らかい薄地がいいですね。(綿ボイル、綿ローンなど、)
 
製図を作りなれていないかたは、大仕事だとおもいます。
この型紙を一枚作っておけば、柄を変えたり、衿にボタン、リボンなど
応用がききますので、いろいろ楽しめます。
 
製図を引くときは、外側の大きい線から引くと時短です。
その後に細かい線を引くとまちがえにくいです。 
線と線が交差しているところは(直角)です。
画像は11号サイズですが9号のかたは脇を-1cm。
13号のかたは脇を+1cmほど、大きくしてサイズ調節してください。
 
 
 
イメージ 2

用尺
 
110cm巾なら 2,4M、   120cm巾なら1,2M
 
必要な物 
伸び止め接着テープ
(マスト用品)1,5m
市販品 180円くらいです。
前はしと衿ぐりにかけて一回り、生地にアイロンで接着します。
これがないと前も衿もダラダラと伸びてしまい、すぐ型くずれします。
 
 
 
 
 裁断する
 縫いしろは衿ぐりは0,5cm。
その他は2cmつけてカットしてください。
 
● 前はし、衿ぐりに伸び止めテープをアイロンで接着する。
 
● 前はしを三つ折りして縫う。
 
● 衿にバイヤステープをゆるめに縫いつける、
裏にひっくり返したときにひきつれないようにするためです。
バイヤステープは共布でつくります。
 
脇を縫う
 
● ロックミシンがない人は、袋ぬいでいいです。
腋のカーブは切込みを入れて、ひきつれないようにします。
 
● すそを三つ折りにして縫う。
 
以上です。 何かご質問があればコメでどうぞ!
何でもいいですよ♪ そのときは体の寸法もおしらせくださいね。
 
このジャケットに、スカートか、ワイドパンツが欲しくなりますね!
生地が余っているので、次回はかんたんに縫えるパンツをUPします。
 
 

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