イタリアのアクセサリーと日々の部屋 ~M's Hotel



イタリアのアクセサリーと日々の部屋 ~M's Hotel



貸切りの料亭。京料理とともに一献。
昨年、超ゴーカな締めくくりの夜。

京都のお水は軟らかく、すべての味を引きたてる。
豪勢な食材に目を奪われがちで味を決定づけるはベースのお出汁、水。

 「同じ材料を持って行っても、よそでは出来しまへん」
とは、リッパな一枚のカウンター越しから、大将の弁。



***

すっかり
若い人に囲まれ機会が多くなったこの頃。
いや、長老がいらっしゃる席などでは、まだまだ若ゾウ中途ハンパさ。
(年寄り扱いするなと拗ねたと思いきや、頼みごと時など『もう歳だから』と急に老け込んでみせる 昨今の長老たちよ~~
調子がよいのは、なにも若者ばかりではないのであーる

間に入り、
気を使い、時に散財して、何だかくたびれちゃうだけの日もあるのだけれど・・・
それなりにこなしてと、くぐり抜けただろう近しい先輩方との ご褒美タイム待っていたり、もする。
 



 結局は、何もかもまわり、まわる

 しばらく "引きたて"役の苦労は 買ってでもしなくてはいけないのかも冬の古都にて思ふ。




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