ホワイトオーク無垢材のダイニングテーブル | Marr's Weblog 〜手作り家具や雑貨を作る木工房のあれこれ〜

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大阪で家具やインテリア雑貨を手作りで制作している木工房 Marr’s wood craf (マーズウッドクラフト)のブログです。
オーダー家具や木工制作について紹介していきます。

先日オーダー頂いたダイニングテーブルです。

ホワイトオークの無垢材を使いナチュラルな雰囲気に仕上げています。

 

 

素材のホワイトオークは硬くて丈夫な木材で、家具用として非常に人気があります。

ウィスキーの樽に使う木としてもよく知られていて、

古いウィスキー樽を再利用したウィスキーオークなんてのもあったりします。

産地は主にアメリカ北部やカナダですが、

日本のナラ材に近い種類なので、お互いに代用されることがよくあります。

ちなみにナラは漢字で書くと「楢」、樽とよく似ていますね。

 

 

塗装は自然塗料のオスモカラーで仕上げています。

オイルステインと同じように木の導管に浸透していく塗料ですので

木目をよりはっきりと引き立てることができます。

こうした自然のデザインである木目を活かした家具作りは手作りでないとできません。

今回も木目を見ながら木材の組み合わせ方を考え、

一番美しく見える組み合わせで作っています。

 

 

色は置かれる部屋の雰囲気に合わせるために、

やや明るめのブラウンに着色しています。

インテリアコーディネートを考える際に色は非常に重要な要素です。

一言で「ブラウン」と言っても色の濃さで大きく雰囲気が変わってしまいます。

床の色や他の家具との調和を考えることが重要です。

そのため、オーダー頂く際には塗装した色見本で、

あらかじめ確認して頂くようにしています。

 

今回の色味は観葉植物などインテリアグリーンとの相性もよく、

ナチュラルな雰囲気によく合います。

また、ビンテージテイストのインテリアにも馴染む仕上がりとなっています。

 

 

テーブルの短辺側にも椅子を置いて座るとのことだったので、

脚元をなるべく広くできるようにテーブル脚にテーパーを付け、

先端が細くなるように設計しています。

こうすることでデザイン的にも軽やかな印象になります。

全体的にはシンプルなデザインですが、細部にこだわることで印象は変わってきます。

 

量産家具とはひと味違うこだわりのある家具をお探しの方、

ぴったり合うサイズが見つからずにお悩みの方は、

ぜひ Marr's wood craft へお問い合わせください。

 

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