いつも読んでくださり、イイねやコメントありがとうございます。


今回ザ・キング:永遠の君主の和訳が完了し、いくつか説明をさせて頂きます。


・名前について

韓国語の発音の仕組みで、例えば[チョン・テウル]は、姓名で呼んでも、名前のみで呼んでも、[テウル]は[テウル]ですが。[イ・ゴン]になると、姓名で呼ぶと[イゴン]、名前のみだと本来は[コン]になります。少し形は違いますが、[イ・ミンホ]を[ミノ]と発音するように。

ドラマでは、イゴンを名前だけ呼ぶシーンはありませんが、原作には名前だけの場面が随所に出てきます。

混乱しないように、名前のみの記述も[ゴン]で統一しています。同じように[ソン・ジョンへ]も名前のみだと[チョンへ]ですが、[ジョンへ]にしています。

他の登場人物も同様です。

ドラマでは名前を呼ばれるシーンは無くても、原作には1人ずつきちんと名前が付いているので、ちょっとややこしいです。


・次元の扉

原作を読んでいると、柱が立っている所から次元を超えるので、私的には[扉]よりも[門]の表現が近いかなと感じていますが。ドラマでのセリフは[문=ムン]と言っていますが、[扉]と訳されています。

実際辞書で訳すと、門、扉と出てくるので、ここはドラマに合わせて、[扉]と訳しています。


・原作の記述になるべく近い和訳をしました。

表現などが、日本語では近いものが無かった場合は、多少違和感あってもそのまま和訳。

韓国の造語で、[確認射殺]などの言葉も、そのまま使用しました。


・♾マークについて

原作で、場面が変わる時など、文節の間に[♾]マークが使われているので、使用しています。永遠て意味で使っているのかな?


・今後は、誤字、脱字、文章の修正をしていきたいと思います。終わったものに関しては、目印に記事タイトル頭に[∞]マークを付けさせて頂きます。


・原作を読んで

とにかく話に入り込んで、涙が出たシーンが。

物語後半になりますが、ドラマでも同様ですが。


∞シンジェが本物のシンジェを母親に渡し、病院から出て行くシーン。シンジェの途方もない孤独が伝わります。


∞2回目の謀反の夜、扉の所で待ち伏せたチョヨンのイゴンに対する深い忠誠心、家族に近い愛情がとても深く描写されていて感動します。

そして天尊庫に2人が向かうシーン。とにかく読んでいただけたらわかります。


∞イゴンをひたすら待つテウルとイジフンがすれ違うシーン。テウルの気持ちが痛いほど刺さります。


∞イゴン、チョンテウルの全話に渡る愛情表現。特に、病院で別れる場面、謀反が成功して、再び2人が再会するシーン。深く深く愛しあって、2人はお互いの運命を当たり前のように、自分のこととして受け入れる。2人の愛情が、文章だからこそ本当によく伝わり感動します。


∞イゴンという男性。

今までミノさんが演じた役は、比較的熱い男が多かったかと。怒る時は怒る!みたいな。

テウルも原作で言っていますが、性格がよく、完璧な人間です。

イゴンは冷静でウィットに飛び、ひたすら誰にでも優しく、怒ることがない、おまけに頭脳明晰、運動神経よし!本当に立派な皇帝で、人間なのが伝わってきます。もちろん、逆賊に対しての熱さは別ですよ。


∞ドラマ見終わった時、なんでその時楽しければそれでいいのー?週末婚でいいから結婚してよーと、私は思ったのですが。

原作を読むと、2人が永遠とお互いの日常になることを誓い、今日が楽しければという形を決めたのがよくわかりました。


※追記

ずっと気になっていたのですが、[チョンテウル警部補]の職級です。韓国には[警部補]という職級はありません。ドラマでも原作でも、テウルは[警衛]という職級です。よく聞くと[チョンテウル キョンウィ]と言っています。[チョンテウル警衛]です。

ドラマでは警部補と訳してるのは、韓国警察の警衛は日本の警部補にあたる職級だからかと思います。

原作に忠実に、という考えで、この先の修正ではチョンテウル警衛に変更させて頂きます。

以下はWikipedia引用

・警衛(Inspector)(警部補に相当。巡察チーム長、派出所(交番)所長、警察署係長・チーム長・隊長、警察庁・地方警察庁は実務者)



それでは少しずつ、修正開始いたしますね。