読書の冬 | Yui's every day★

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有川浩著「植物図鑑」を
読み終えました[みんな:01][みんな:02][みんな:03]

面白くて
本から離れられなくて
気付いたら
2日で[みんな:07]

この本を買ったのは、
私のよく行く
本屋さんの売り上げランキングの棚で
堂々の1位になっていたのを目にし、

「有川浩さんだ~!」
と思い、手にとって、
あらすじを読み切った瞬間、決定。

あらすじには、
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子ですーー。
思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所で「狩り」する風変わりな同居生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草”恋愛小説。レシピ付き。」
と、書いてありました。
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小さい頃、シロツメクサで花かんむりを作って遊ぶのが好きだったり、家の庭にフキ、フキノトウ、ノイチゴがよく生えていたので、この小説にでてくる植物が、最初のページに図鑑のように写真つきで載っていることもあり、頭にすぐに思い浮かべることができました。

でも、食用にできたり、
名前にまつわる説明や、
大人でも近所の草花を愛おしみながら過ごす生活が一人でも、
そして二人でならなおさら楽しいことに改めて気付かされました。

日々の仕事や世界のことや、日本の政治や経済のこと、将来のこと。私たちはあまりに取り組むべきことや考えることがいっぱいで、すごく近くに目を向けていることがあまりに少ないのかな。

そして、「遊ぶ」といえば、
どこか名のしれたところに行くこと、お金をたくさん使わないと面白くない、と思いがちだったことを改めて痛感。

季節の移り変わりによって生み出される自然の美しさや変化、
またその仕組みや名前を知ること、日々を豊かに過ごすヒントが凝縮された一冊。

また恋愛の面でも、心の通わし方がとても自然で(最初の設定以外は 笑)、素敵[みんな:04]

有川浩さんの、自衛隊ものでも、戦闘ものでもない、珍しい1冊で、またこんな作品を読んでみたいなぁ、と思わせられる小説。

一気に読めて、心あたたまる本なので、このBlogを読んでくださっている皆さんにもおすすめです[みんな:05][みんな:06]