かーちゃん | マロン三世

かーちゃん

おかんが病気で倒れた

というか半年前に倒れて入院していた時期があったのだと、今はだいぶよくなって安静にしていれば大丈夫だと、母親本人から最近聞かされた

「そうだね、仕事は相変わらず忙しい」が母親と自分自身が、たまに電話で会話するなかでの一つのキーワードだった気がする

そんな息子の言葉で心配を掛けまいと連絡をしなかったんだろう

母親の住まいと近くにいる兄の家族と姉の家族は母親の顔を孫たちと、よく見に行っていると聞いていた。

だから大丈夫なんだろうとどこかで感じていたのかもしれない


自分自身、昔は母親に、よく心配をかけた

父親が居ない我が家では、いつも母親が父親のように気丈に振る舞っていた


体調を崩して入院するぐらいの時でも連絡をして来ない母親は、気持ちが強い母親らしいなと思った

「男はブレない覚悟を持ちなさい」

「男は行動で示す背中を持ちなさい」

「男は愛情だけでも持ちなさい」

と苦しくて苦しくてどん底の半端な時期に、本気の眼で厳しく励ますように言ってくれて救われた

行けなかった成人式の時でも確認するように言われた

父親の口癖だったよ、と

今、母親に対して何ができるんだろう

心配をかけっぱなしだった息子として


親孝行しないとな