昨日、無事に流産手術を終えました!
日曜から出血していて、自然流産を期待していたのですが、結局出てこず、予定通り手術になりました。

手術するにあたり、いろんなブロガーさんの手術体験を読ませていただいて、不安な気持ちも和らぎ、手術に対する心構えもできたように思います。

なので、私もどなたかのお役にたてればと思い、私の手術体験を残しておこうと思います。

体験したそのままをリアルに記しているので、苦手な方は読み進まない方が良いかもしれません。









◆手術一週間前
流産後2回目の検診で変化がなく、
一週間後に流産手術が決まる。
手術するにあたり、血液検査のため採血を行う。


◆手術前日
21:00から飲食禁止に。
旦那くんと同意書などをもう一度確認し、
二人でサイン。
なぜか旦那くんがやたら心配して、
成功します様に。と祈ってからサイン。笑


◆手術当日
8:30 病院に到着
受付の方から血圧測定とトイレを済ませておくよう言われる。
この日は旦那くんも仕事を休み、息子くんのお世話と私の送り迎えをしてくれた。
すぐ診察室へ通されるかと思いきや、
診察開始時間の9時まで普通に待合室で待たされる・・。


9:00 一番に呼ばれる
旦那くんと息子くんは入れず待合室で待機。
先生に日曜の朝から出血していることを伝え、内診へ。
超音波では特に変化がなく、予定通り手術をすることに。
そのまま子宮口を開く処置がなされる。
グイグイされて少し痛くて力が入る。
看護士さん(助産師さん?)から「力抜いてくださいね~」と言われ、深呼吸。


9:15 入院部屋へ通される
その前に旦那くんには、部屋には一緒に行けないから。と病院を出てもらう。
他の体験者の方は車椅子で移動した方もいたようですが、私は普通に歩いて移動。
普通の入院の部屋ではなく、どうやら分娩室?のような部屋に案内され、そこで手術まで待機するように言われる。

ショーツ一枚になり、入院着に着替える。
この冬に入院着一枚なんて寒すぎ。
暖房入れてくれたり布団を被せてくれたけど、足もとが冷えて冷えてなかなかリラックスできない。


10:30 点滴を開始
血管が見えにくいということで、本来は避けたいひじを曲げる箇所に点滴をする。


12:15 筋肉注射を打つ
麻酔が効きやすくなる注射を肩に打つ。
筋肉に打つので痛いです。との宣告にビビって「ちょっと待ってくださいっ!!」と深呼吸して「はい。大丈夫です」そして注射。
筋肉に打つせいか、打つ側もゆっくりではなく心なしかグサッと差してきたような気がする。
痛い。。。 
でも出産を思い出すと全然平気な痛さ。
しばらく痛いので揉んでおいてください。とのこと。
そして13時までにお手洗いを済ませるように言われる。


12:55 看護士さんが手術の準備を始める。
血圧測定のシートを右腕につけ、
胸には心電図のシート。左の人差し指に洗濯ばさみのようなもの(なんて名前?)を装着される。
ベッドは出産をするときのように足を開ける設定になっていて、足全体をシートで覆われ、足を開いて先生が来るまで待機。


13:15 手術開始
先生が入室。
酸素マスクを付けられ、点滴から麻酔を入れられる。
「お薬が入るとき、血管がちょっと痛くなります。ゆっくり入れていきますね」と看護士さん。
ああ、確かに血管が痛い。
通ってるのが分かる。
うーん、ガマンガマン。
他の看護士さんが「もう眠くなって来るからね、目つぶってね」と私のまぶたを下げる。
ん~?いつ効いてくるのかなぁ・・と考えた矢先、いきなり鮮やかな世界が広がってきて、蜷川実花のような世界をずーーーっとグルグル回る回る回る・・。


たぶん13:50 一瞬意識が戻る
遠くで「もう終わりましたよー」と聞こえる。
私は舌が回らない口で「モウ オワッタン デスカァ?」と聞いた。ような気がする。
まだ蜷川実花の世界にいる。
何故か「マスイ ッテ スゴーイ ンデスネェ」と発言。したような感じがする。
また遠くで「そう、麻酔ってすごいのよー。しゃべらなくて大丈夫ですよー」
「もうしばらく休んでてねー。ここに、ナースコール置いておくから」と、右手の手元にナースコールを置かれたらしい。
しばらくして蜷川実花の世界に明かりがさして、部屋の天井が見えた。
でもまだ歪んでいる。
そのまま目を閉じるとまた蜷川実花の世界へ戻っていった。


15:00 意識が戻る
それまでも何度か目が覚めたけど、
まだ頭がグラグラして痛くて目を閉じていた。
15時頃になるとだいぶ意識もハッキリしてきた。
そういえば、手術終わったんだ。と振り返り、股やお腹が痛いかな?と確認してみるが、全く痛くない。
看護士さんが様子を見に来る。
「麻酔ってすごいんですね」と言うと「うん、麻酔が効いている間、ずーっとね『麻酔ってすごいんですね』って何回も言ったよ」と。
そんなに何回も言っていたのか。恥ずかしい。
点滴が終わったらナースコールしてください。と言って退室していく。


15:45 また少し眠くなり、目覚めると点滴が終わっていたのでナースコール。
看護士さんがきて、座れるか?立てるか?確認。
頭が痛いことを伝えると、アルコールを飲んだ後の様な症状が出るんだとか。
そうか、お酒を飲みすぎて頭が痛い感覚と同じなのか。と納得する。

トイレに行ってみる。
尿と共に血がドボドボドボっと出てくる。
でもこれは体験者の方のブログから勉強済みだったため、これがそうか。とやけに落ち着いた感想。
血がドボドボ出たのはこれっきり。
旦那くんに迎えに来てくれるよう連絡する。


16:10 旦那くん到着
帰宅前に、すぐ飲食しても良いのか、明日から普通に活動して良いのか確認。
お腹が痛いとか気持ち悪いとか無ければ大丈夫とのこと。
2週間後の検診を予約して帰宅。
会計は約29,000円。



以上が手術体験です。
あまりの空腹に病院を出てから、コンビニへ直行しデザートを買って帰りました。

痛みも全く無いので、正直手術した感覚があまりありません。
体調としても今までとさほど変わらず。
また、私の場合、お腹の子がいなくなってしまった喪失感の様なものは、あまりありませんでした。
きれいになったお腹に、またすぐ戻ってきてくれることを信じています。

また病院は2週間後。
それまでお風呂は入浴NGでシャワーのみ。
子宮収縮剤と抗生物質の薬が出ました。

今日はさすがに家に居ておこうと思い大人しくしていました。
明日は息子くんの予防接種です。
明日からまた普通の日々。
がんばります!!