あの人が彼女と結婚するかもという噂を聞いた。
正直、ほっとした。
結婚して、彼女のものになってしまえば・・・
もうあきらめもつく。
結婚話を聞いて、悲しいとかつらいとか。そういうのはなかった。
変だよね。
私のこの気持ちは、いったいなんなんだろう。
私はどうしたいの?何がしたいの?
あの人とどうなりたいの?
1度だけ。
1度でいいから。
2人きりでデートがしたい。
それだけ。
けど、そんなことしたら、もっと好きになっちゃうよね。
きっと、止められないよね。
だから、このままがいいのかもしれない。
このまま、あなたは彼女と結婚して、
私は彼氏と結婚する。
それが、1番の幸せのカタチ。
あなたが私を、「好きだ」と言ってくれたこと。
きっと、冗談だったんだろう。
何もなかったように私はあなたの前で笑ってる。
あなたも私の前で笑ってる。
あの夜のことは、もう遠い昔のこと。
もう、あなたにとっては過去のことだろう。
あなたにはお似合いの彼女がいるし。
その彼女のことを愛してるし。
私の入る隙間なんてものは、最初からなかった。
それでも、私には忘れられない。
どんなに忘れようと思っても、忘れられない。
あのときから、私のあなたへの気持ちは。
憧れじゃ、なくなったから。
でも、どうにもならない。
どうなってもいけない。
あなたを好きだなんて、感づかれたくない。絶対に。
悔しいもの。そんなの。
あなたには、お似合いの彼女がいるんだから・・・
私は、あなたよりも早く結婚したい。
そうしたら、心から喜んでくれますか?
それとも・・・・・