女は春が近づき郊外宅の近所にフルタイムで戻って来た、なのでまた二人で時間を過ごす事になるだろう、女が夫をそう簡単にあきらめない事は明確で、長年あこがれていた上司が手の届きそうな距離にふらついている、どんな不甲斐ない扱いを受けようとも我慢すれは幸せを掴めるチャンスがあるんだと錯覚してしまう馬鹿な女。春の訪れは幻想の希望の光を灯してくれているんだろう、去年の今頃は二人にとって快楽絶頂の時だった。私が知ったのは去年の6月後半、夫を自由に泳がせたのは私の間違いだったかもだが、以前のように平日は女と休日は家族という2重生活で夫はどっぷり疲れて心身共に病んでいくといい。一応、また繰り返す2重生活の前に、私が与えられた苦痛は私か夫/女がこの世から消えるまでは一生消えない事を冷静に軽く伝えておいた。夫の長年の希望を受け入れ娘の高校が終わるのを待たずに郊外の家を購入し、その家の装具、家具など二人で相談しながら決めた裏側で女の存在があった事を今でも思い出すと背中に虫唾が走るほどの不快さを感じる。同じ頃、グランドキャニオンやコズメルの家族旅行中も既に女との関係は始まっていた、一緒に家族で過ごした楽しい時間の裏で女と精通し平気で私たちの前で楽しむ態度を見せていた事、同じく大谷も韓国遠征行きの飛行機の中で見せた楽しい写真を見る度に思い出すだろう騙す側の笑顔の後ろに潜む腹黒さを疑わず信用した自分の悔しさを。なのでいっその事、夫にこの世から消えて欲しいと思う気持ちがあるのは醜いものではなく、信頼を踏みにじられた側に反射的に芽生える当然な感情であり、私の言葉は何が起ころうとも理想の幸せという未来が二人の間には存在しない亊をわからせる暗示になればいいと思っている。ニヤリ