新しい塾に通うことに決めたからには、今までの塾をやめる手続きをしないといけません。
お世話になった塾ですから、電話でポンっていうのはちょっと恩知らずのような気がします。

しかたない、話しに行くか…(面倒だけど…えー)

とりあえず、退塾の手続きをしたいと電話で連絡し、翌日行ってきました。
通塾中も面談でお世話になっていた塾長先生とお話しました。
 ・午前中から動けるようになってきたこと。
 ・昼間の時間がもったいないと言い出したこと。
  (この塾は現役生専門なので、午後からしか開いていません)
アキの気持ちを理解していただき、円満に(?)退塾手続きは終了しました。

私が帰宅するのを待っていたようで、アキが寄ってきました。
「塾どうなった?」
「来月からやめることになったよ」
「ありがとう………ショボーン
なんか言いたげに黙っています。
「何?なにかあった?」
「あのさ、塾代…」
「ああ…来月分も納入済です。返ってきません」
変更、退塾などの手続きは、前月の10日までに行う規定でした。

「ごめんなさい…ショボーン
「しかたない…その分がんばって下さい」
正直、塾代1ヶ月分数万円は大きいです。でもね、しかたがない…
そう思いつつ、冗談のつもりで言ってみました。
「その1ヶ月分、アキが払う?ニヤリ
「うん…」
あらま!びっくり
「毎月一万円ずつ分割でいい?キョロキョロ
い…いいけど…本気か?
「でもね、あのさ…」
「何?」
「それ取っといて、受験料にして!」
「!」
よもや、アキの口からこんな提案が出るとは…
「わかった、アキからのお金は、ちゃんと取っておく」
翌日、郵便局でそれ専用に通帳を作って来るように言いました。

「これで、私立とか、滑り止めとかもみんな受けられる?おねがい
「………」
「無理なの…?」
「今時、一校3万くらいかかるからね…(笑)」
「え…そんなに…ガーン
「大丈夫、アキが受けたいところは受けられるようにする…無制限とは言えないけどね」
「ありがとうございます…」
「ん…アキのこの気持ちが、すごく嬉しい」

かなりビックリな出来事でした。
これも娘に何か言われたのでしょうか?
後日訊いてみましたが
「私じゃないよ、塾の先生にでも言われたんじゃない?」
とのこと。
真相はわかりませんが、アキの気持ちを受け取って、しっかりと受験費用を準備しないと! と思ったのでした。