アキの食欲はすぐに戻ってきましたアップアップ
夕食はもう何でも食べられます。
毎日朝食用にパンを用意してあるのですが、昼まで起きれない状態なので、パンを昼食にし、一日二食の生活です。
こんな調子で平日の塾へは行かれませんが、土曜日の学校はなんとか1時間目に間に合うように飛び出していきます。
そのために、私が5時から1時間ごとに声かけているのですが…汗

前回書いたように、アキは普通の大学へは行かれないと言っていましたが、胃の状態が落ち着いて食欲が戻っても「無理!」と頑なです。
しかし、それを盾にして勉強放棄されても困りますえーので、親としては色々と考えるのです。
タイムリーなことに、毎月送られてくる学校通信に通信制大学のことが載っていました。通信制の高校ですから、大学も通信制に進学する生徒も多いようです。
学校通信には、首都圏にある通信制大学が挙げられていました。
通信制があるなら、その大学の全ての学部が設置されているのかと思ったら、そういうわけではないのですねてへぺろ
アキの希望する経済学部があるのは、慶應、法政、日大、放送、創価のみ、全国的に見ても他にはないようです。
創価は宗教色が強く、我が家的には避けたいなキョロキョロと感じるところ。
慶應以外はほぼ全入という噂、卒業も慶応が断トツで難しく、他はきちんとこなせば卒業できるという評価のようです。(だからと言って簡単なわけではありません)

とりあえず学校通信を渡して、自分で調べるように言ってみました。
翌日、アキが寄ってきて言ったのは
「慶應行くニコニコ
だろうな…そういうと思ったよ…
「慶應通信に毎年どれくらい入学して、どれくらい卒業してるか知ってる?」
「調べた、1200人くらい入って、卒業率1%…」
「それ、できるの?」
「4年で卒業する」
…そりゃ無謀…汗汗
「今のアキで可能なの?」
「古文も日本史もいらないけど、英語だけは相当やらないとダメ」
「古文って…現代文は?」
「小論文書くのに必要…だと思うから…」
通信制に進学するなら、確かに古文も日本史も不要です。
「大学入ってから使う?」と訊かれると、返答に困ります(苦笑)

英語とか小論文とか言っているということは、アキもそれなりに調べたのだと思います。
でも、入学の選考書類に成績証明書(高校卒業後5年以内の者のみ)が必要だということに考えは至らなかったようです。
1年目の成績はそこそこ大丈夫です。が、昨年は体調のせいもありましたが、さぼりまくったレポートの影響が大きく出ています。
今年頑張ったとしても、昨年分を取り返せるでしょうか?
慶應レベルにはとても難しいと思います。
それに、出願するほとんどは経験を積んだ社会人だということ、その経験は小論文に活かされることでしょう。18歳の小僧が太刀打ちできるものではないと思います。

また、入学できたとしても、入学者のほとんどが学卒社会人ということから、就職サポートはありません。
平均卒業年数である8年で卒業できても、20代後半、学校のサポートなく新卒で就職を希望するのは難しいと思います。
慶應卒という肩書を得られても、その後をどうやって生きていくのだろう?
大卒の肩書が欲しいのなら、放送大学でもいいと思いますが、これも就職には直結しないでしょうね…
通信制大学を出て、就職をするのは難しいことなのでしょうか。
高望みしなければ可能だろうと思います。でもそれなら、高卒で働いてもいいのでは?
と、親は考えてしまうのです。

「大卒の肩書が欲しいわけじゃないプンプン
私の悶々とする思いにアキは言います。
「高校では学べないことを、経済学を勉強したい!
 ……そりゃ、就職はしたいけどさ…」
子供の考えは大人のようにストッパーがありません。
立派だと思うけど、理想よね…一時的な気持ちの高揚とか…
とも思ってしまうのです。

アキは自己管理が下手です。下手というか、自分に甘すぎて自己管理ができないというのが正しいです。しかも、楽な方に楽な方に流される…
男の子にありがちですが、目標が定まって、やる気とリンクした時には、わき目も振らずに猛進します。それが顕れたのが高1の時だったと思います。
この時の勢いは、家族中誰もが驚き、「成績の良い子」の親体験(笑)をさせてもらいました。
しかし、不登校になってからは体調の問題もあったとは思いますが、まるっきりやる気が無くなりました。
「あ~なんか勉強しなくてもよくね?大学なんか行かなくたって、正社員にならなくたって…なんとかなるんじゃね?」
というようにどんどん楽な考えに流されていきます。
アキの欲する「楽」というのは「現在一番楽」であって、親が考える「将来の安定」ではないのですよね…
そもそも勉強は嫌いです。通信制大学に入学しても、自己管理して勉強するとはとても思えないのですよね…昨年のレポートの前科もあるしえー
アキにとって「どうしても勝ち取りたい目標」ができれば、頑張れるかもしれません。
残念ながら、通信制での「大学卒業」は「どうしても勝ち取りたい目標」にはならないでしょうね。

経済学を勉強したい気持ちがあるのはわかります。小学生のころから興味はあったし、今も興味は尽きていないのでしょう。
でも親の目から見ると、「他の学科に比べて」ではないでしょうか。
将来何かをやりたいために勉強したいわけではない。
貪欲に「経済学」を学びたいわけでもない。
強いて言えば…
経済知っていればFXに役に立つ………?
昔から一番惹かれていたのは「経済」ではなく「株」でした。
なんつーコドモあせる…なのですが、小学生のころから日経の株式面を隅から隅まで眺める変なコドモでした…
一時は「東証で働く」と言っていましたが、東大卒や一橋大卒くらいでないと無理という現実を知り、「FXで生活する」に…
…その転換大きすぎるだろ!
FXにしたって元手がなければ手も出せないので、そのために就職して資金を貯めると考えたこともあるようです。
経済を知っていれば役立つかもしれませんが、「必須」ではないですよね。
これでは「経済学を学ぶ」モチベーションにはならないような気がします。
そもそも、引きこもってFXやるなら学歴も不要…だし。

素人がFX投資して全部消えて残るは借金…という状況が浮かんで仕方がないのですが…

長男の時には、高校を卒業するまではお尻を叩くけど、大学受験は本人の問題、行きたいところを受けて、行ってください。就職は好きにしなさい。
と考えていました。
アキは末っ子なので甘いのかな…
普通に歩んでこられなかった分、心配して構ってしまいます。
やはり、
「大学4年分の学費だけは払ってあげるけど、その先は自分で何とかしなさい」
と離れるのがいいのでしょうか。

英語は徹底的にやらないとダメだと感じたらしいアキ、ようやく塾から送られてきたプリントの束を取り出しました。
(娘の予想通り、今まで手は付けられていませんでした)
「塾、英語だけ行くよ、他はごめんなさい」
まったく何もしないよりは、英語だけでも勉強してくれるなら、それもよし。
「英語の授業があるのは、月水金だから、来週から頑張って行く」

そういった翌週、
「今日は無理…起きれない…」
だと思ったよ。とりあえずは、暑さに慣れるまで、自宅学習を頑張ってください。
リズムゲームとポケモン探しの旅は控えてね…
その意気込みで英語だけでも必死になってやれば、普通(通学)の大学を受けたくなってもどうにかなる(…よね?)

アキが塾を休み始めて1ヶ月経ち、私はようやく塾代(金の亡者?)を吹っ切ることができたのでした照れ