朝お化粧するときに一番気にするのが、顔のむくみ、目の腫れ、ニキビなどの吹き出物、肌のくすみでしょうか。


今日はその目の腫れについて。


最近涙腺がゆるくなってしまって、ベッドに入ってからお布団をかぶって泣いてしまうことがよくあるんですね。幾度か母に「目が腫れているわよ」と指摘されてしまい、そのときどきで色々にごまかしていたものの、度重なるとそのごまかしもきかず、余計な詮索をされてしまい困っていました。

そんなときにたまたま解消法を耳にしました。


泣いた後目を腫らさない鉄則は、涙を流しているときに絶対目をこすらないこと。こするとまぶたの毛細血管から組織液がしみ出すと共に、血液も集中して、これがまぶたの下に溜まってしまい、腫れ、むくみを引き起こします。


「組織液」とは、血液中の水分のこと。この組織液は、常時毛細血管の壁からしみ出ていますが、通常は、リンパ管に吸収されたり、元の血管内に戻ったりして、水分がキチンと処理されています。

ところが手やタオルでゴシゴシまぶたをこすってしまうことで、水分排出の動きがうまくいかなくなる。水分が排出できなくなったまぶたは、どんどん組織液を蓄えて、重く腫れていくのです。


翌日の腫れを最小限にするためには、マブタを拭かないこと。流れてきた涙を頬でやさしく拭くだけで翌日の腫れはかなり抑えられます!


早速実践してみました。


流れる涙をそのまま拭かないでいると、目の周りが濡れて痛くなってしまいますが、我慢して絶対にこすらないようにすると、確かに翌朝の腫れは殆ど気になりません。


それでも腫れてしまった場合には、水分を排出できなくなった毛細血管のつまりを解消してあげることがポイント。それにはソフトタッチのマッサージがお勧め。

呼吸を止めずにまぶたをパチパチパッティングする。

両手であごを支えて顔を固定し、目を上下左右に動かすなどの運動も一定効果が期待できそう。目の周囲の筋肉の動きを利用して、毛細血管を活発化させる。


また、「腫れたまぶたは冷やす」という知識はあると思いますが、本当は、温めるのと冷やすのを繰り返すと効果的です。電子レンジで温めた蒸すタオルで温めたあと、冷蔵庫で冷やしたタオルを当てると、殆ど腫れは解消してしまいます。


涙には色々な効果があり、流すことで精神が安定する効果もあるようですが、できることなら、泣いた目が腫れないように工夫するより、涙の根本を解決できれば、泣かないで済むと、いいですね。