私はしばしば、自分の中に二つの考えが自然と同居することがあります。
例えば自分の視点での見解と、相手の立場に立った見解だったり、
個人的な見解と、全体を見据えた見解、
或いは、理性主体の見解と、感情主体の見解だったりと、
そのバランスは様々です。
ときにはそれが相反するものである場合もあり、自分は「二面性」かと思ってしまうこともあります。以前はそんな自分のことをちょっと信じ難い思いで客観視したこともありました。
だって・・・ 異なる二つの考えが自然と自分の中にあると、自分という人間を疑わしく思ってしまいますよ。
でもそれは悪いことではなく、むしろ多面的な見方ができるからだと指摘され、それからは特に違和感はなくなりましたが、今度は、では、どちらに従うか。自分の見解としてどちらを持つか悩んでしまいます。
私はいつもいつもそれに悩んでいる。
あまり直感や、思いつきで行動することって少ないですね。もっと直感を大切にするように言われていますが、その直感にも論拠が伴わないと、信じません。自分の中で却下してしまいます。
結局いつも二通りの考えの中で揺れています。