いつかこのBlogに書くことがあると思っていましたが、その時期はよく考えようと思っていました。

私のこととして打ち明けるより、この経験が誰かの何かに役に立てばと思っていました。


私は、「心の病気」で7年苦しみました。

多くのものを失いました。


「心の病気」は弱い人間がなるものだと思っていました。

私は自分を強い人間だと思っていて、まさか「心の病気」になることがあるなどとは想像もしなかったのですが、見事になりました。

昨年冬、ある女性ファッション誌の企画で、「心の病気」について取り上げる連載に協力したのも、自分の苦しかった経験が誰かの役に立てば、幾分かでも経験が無駄にならないと考えてでした。

でも確かに、取材の中でこの数年を振り返り、自分の中のよい整理になりました。

そこで記者が私を分析した視点は、私には全面的に受け入れられるものではありませんでした。自分を分析するのは難しいので、ここでは経験をお話をします。


きっかけから状態、立ち直りまでのことを書いていたら、2時間以上を要し、すっかり気が参りました。まだ完全ではないのでしょうか。とても長いものになりましたので、数回に分けてアップします。