ずっと以前、お友達にこんな質問をされました。
「もし、1億円あって、
何でも好きなものを買っていいとしたら何を買う」と。
う~ん私は即答できませんでした。
数日考えて出した答えは、「銀器」と「宝石」でした。
土地と言う人もいるかもしれない。
株というのもありでしょう。
ただ、“好きなもの”という前提があるので、私は「モノ」で考えました。
自分の好きなものって意外とよく認識していないこともあって、私が好きなもの、常々欲しいと思っているものは何か、よくよく考えました。
宝石は子供の頃から大好きで、特に、『幸福な王子』を読んで覚えた宝石の名前の順番のままに、サファイアとルビーが大好きです。
銀器は、イギリスのMappin & Webbを愛用し、将来いつか使おうと、気に入ったデザインのモノを見付けると自分でも購入してきました。
昨日は、その銀器とアクセサリーのお手入れに時間を費やしました。
心を落ち着けたいときや考え事をしたいとき、銀磨きの作業はとてもいいんですよ。虫干しの季節でもあり、一年に一度、普段はしまっている銀器を取り出して磨いています。
実は存在を忘れてしまっている品物もあり、「おぉ!君いたのね(^^;」なモノもありました。
以前は指輪が大好きだったのに、最近は全くしなくなってしまっている。使わないと銀は勿論、金も変色するんですよね。
その銀製品を磨きながら、銀が放つ独特の色合いに改めて魅了されました。
昔は銀磨きは大変な作業だったようですが、今では便利なものが揃っているので、随分楽になりました。
今日は、壷や蜀台など、大きなものに取り組みます。