以前、メル友さんとの間で、大変な軋轢を生じさせてしまったことがありました。
メール主体のお付き合いをするようになった初めての友人で、多くのことを語り合い、私がそんな個人的なことまで伺ってしまっていいのかとうろたえるような事柄まで打ち明けて下さった仲ながら、幾つかの些細なことが原因で、私を信じられなくなるほどに誤解が生じてしまった経験がありました。
原因は言葉でした。
メールにはアクセントもニュアンスもありません。
私としては「ありがとう
」と言ったつもりの言葉も、読み手の心情によっては「ありがとう
」になっていることもあり、それによって受ける印象は大きく異なります。
会話ならば、聞き手の理解度に応じて補足したり、話の展開を変えることができますが、メールの場合は一気に自分のペースで内容を書き進んでしまうので、読み手がその感情をそのままに受け取ってくれるとは限りません。
親しき仲で、心がよく通い合い、私の性格をある面では親以上に十二分にわかって下さっている方でも、思ったことを瞬発的に短い文でメールしたとき、慌てさせてしまって、私自身狼狽して大いに反省した経験が極最近ありました。
文章は書き手と読み手の思考、感情が一致しない場合、誤解が生じてしまうことがあります。それを100%避けることは、難しいでしょう。
それでもその誤解を解き、関係改善はいくらでもできると信じています。誠心誠意自分が伝えたかったことを説明し、理解を得たいと思う努力が、もし実を結ばないとしたら、それは価値観や人間性の部分で相容れないものがあるからで、それはいつか何らかの形で関係の終わりを迎えるのは仕方ないでしょう。
対面でないお付き合いには、色々なリスクを伴うでしょう。
ならばせめて、自分を装うことなく、ありのままの自分で臨みたいですね。それが一番でしょう(*^ー^)ノ
私はいつも直球だと思います。