4歳を前にした3月3日に祖母が亡くなり、その年から私にはひな祭りはなくなりました
翌年からひな祭りのお祝いをする気分ではなく、お雛様を飾ってはいましたが、ちゃんとひな祭りのお祝いをするようになったのは、二十歳を過ぎてからでした・・・
なのでひな祭りのちゃんとしたお祝いの仕方をあまり心得ていないのですが、女児が生まれて最初に迎えるひな祭りを「初節句」として祝うのはよく知られていると思いますが、結婚して最初の桃の節句も、「初節句」としてお祝いするのをご存知でしょうか?
よく・・・
お雛様をいつまでも飾っていると、なかなかお嫁に行けないと言いますよね。ひな祭りをちゃんとお祝いしないのも、お嫁に行けなくなるようです。はははっ
お嫁入りいたしましたら、ちゃんと節句のお祝いをしたいと思っています
我が家では、3日には「ばらずし」を作ります。
祖母の好物だからなのですが、ひな祭りの日にはピッタリでしょう
ばらずしは岡山の郷土料理で、質実剛健を旨とした藩主池田公の命の範囲で、精一杯美味しいものをと藩内で考案されたお料理だそうですが、祖母にとっては、疎開でお世話になった岡山の知人宅で、厳しい食糧事情の時代、ばらずしを作って暖かく迎えて下さった疎開先のお宅への感謝の思いがこのお料理に重なっているようで、祖父母の一番好きなお料理が、ばらずしだったそうです。
私には苦手なのです・・・
「ばらずし」と「ちらしずし」、「五目ずし」は似ているのですが、ばらずしの特徴は、サワラを締めたお酢、干し椎茸の戻し汁、海老の煮汁などで味付けしていること。
後ほどレシピをアップしますので、明日ひな祭りはちょうど休日ですし、日ごろお仕事にお忙しい方も、よろしければご自宅でのひな祭りパーティーのレシピに加えてみて下さいませ