パリス・ヒルトンが、2月15日に不動産王リチャード・ルグナー氏の招待により、ウィーンオペラ座で開催される舞踏会に出席するという話題は、既に触れましたが 、ヨーロッパにいるお友達からこの話題を聞いて以来、ずーっと気になっていたんですね。
パリスがどんなファッションで出席するか・・・。
写真を入手しました![]()
どうですか
合格!なんて
思ちゃったんですけど![]()
パリス・ヒルトンといえば、「あまり賢そうに見えないなぁ・・・」というくらいの印象だったのですが、聞けば奇行の多い人だそうじゃないですか![]()
ドレスのセンスも大丈夫なのかなぁ![]()
![]()
と思ってましたけど、この写真を見て下さい。
ロイヤルボックスでの姿も気品があり、ホッとしました![]()
本当に素敵ですよね、このパリス![]()
ドレスのデザインも素敵でね・・・
これならもう完璧と言っていいイブニングドレスだと思います。
私も着てみたい!って思いましたもの。
あっ、私ドレス大好きなんですね。
パーティーが大好きで、招くのも出席するのも大好きなんです。
こういうデザインは大好きなデザインの一つです。
お話が私のことになってしまいましたが・・・
ウィーンの舞踏会というと、白いドレスを着た女性の姿が有名ですが、あれはデビューのときだけで、2度、3度は着ることができません。
友人がウィーンの舞踏会デビューしたときに着たドレスを、結婚式のときにも着たんですね。その写真があるので、ちょっとお借りしちゃいます。
こんな風な19世紀風のあまり広がり過ぎない白いドレスを着て、頭には小さなティアラを着けます。
これがウィーン舞踏会デビュー、「デビュタント」に臨む女性の服装です。
前にもお話しましたが、ヨーロッパでは女性は生涯に3度、真っ白なドレスを着ます。
1度はキリスト教の初聖体式のときで、私もこのときには真っ白なロングドレスを着て、初めてベールを着け、ご聖体を初めて頂きました。(このとき大変な雨と落雷だったので、ドレスの裾が汚れないか気になっちゃいました)
2度目はこのデビュタントで、3度目が結婚式です。
初聖体は10歳以下で迎えることが多いのですが、デビュタントは16歳以上なので、結婚式と区別するためか色物のベルトをする慣わしもあると聞いたことがあります。
こういうしきたりを最も堅固に残しているのが、やはりヨーロッパ最大の王家ハプスブルグ家のウィーンで、現在他の国での貴族・王族子女の社交界デビューに、真っ白なドレス姿は見掛けなくなってしまいました。
しかし今年も多くの女性がデビュタントに臨み、会場の注目を一身に浴びてウィンナー・ワルツを舞ったことでしょう。






