officeで朝の番組を何気なくつけていて、耳に留まった言葉がありました。
映画評論家だった小森和子こと、“小森のおばちゃま”が、親友シャーリー・マックレーン宅で心を打たれた出来事について紹介していました。
愛娘の名付け親を務めるほど親しかったシャーリーの家に滞在していたとき、愛娘“Sachi(さち)”が転んで泣いておばちゃまのところに歩み寄ってきたそうです。
おばちゃまは当然Sachiを抱き寄せ慰め、抱きしめると、シャーリーに叱責されてSachiから離れるように言われたそうです。
驚くおばちゃま・・・
翌日シャーリーはおばちゃまに謝り、昨日のことについて話したそうです。
生きるということは楽なことばかりではなく、困難なことや辛いこともいっぱいあると。
その度に泣けば回避できる。誰かが助けてくれると思ってはいけない。
幼い頃から、転んだら自分で立ち上がることを教えなければいけないと。
だからSachiが転んでも手助けし、甘やかさないでほしいと言われたとき、おばちゃまは大変感銘を受け、自身にもその考えを取り入れ、人生観が大きく変わったそうです。
そう・・・
人生って素晴らしいけれど、苦しいこと、悲しいこと、大変なこともいっぱいあるんです。
それを自分の力で乗り越えられる力って、大切ですよね。
素晴らしい教育ですね。幼い頃から、そうやって教育してるんだ・・・と、私も自分を律しなければいけないと、重く受け止めました。