1月15日といえば、少し前までは成人式の日と認識されていましたが、今やそれさえ忘れられている日かもしれません。

本来、「小正月」です。


小正月とは、旧暦の1月15日のことですが、現在は新暦の1月15日に行われることが多くなっています。

本来はこの小正月までは「松の内」で、この日お飾りなどを外します。

小正月には小豆粥を食べる風習があり、それは古く、『土佐日記』や『枕草子』にも記されています。


1月1日の大正月は年神や祖霊を迎える行事が多いのに対し、小正月は豊作祈願などの農業に関連した行事や家庭的な行事が中心となります。松の内に忙しく働いた主婦をねぎらう意味で、女正月とする地域もあるそうです。