5年前の総裁選で掲げた公約がようやく果たせたことに、小泉さんは胸を撫で下ろしていることでしょう。

公約というものはどんなに努めても果たせないことがあっても、或いは公約として掲げながら取り下げざるを得ない場合があっても、その判断もまた英断でしょう。



しかしこの靖国神社参拝に関しては、私は小泉首相を肯定します。




わたし自身は宗教的には思想を異に致します。

ですが靖国神社成立の過程、当時の日本の文化を考えれば、国の為に散った方々を神社形式で祀っていても、それに異は感じません。


他国に批判を受ける事柄ではなく、外国の反応で参拝の可否を判断すべきではないと思っています。


国家は国の為に命を捧げた方々の魂を鎮魂する場がなくてはなりません。

一国の総理として、歴史を振り返り、今日の平和に至るまでには先の大戦の事実は決して忘れてはならないことで、今日の平和の代償に落命なさった方々に感謝と魂の憩いを願うのは、当然のことと思います。

靖国神社を参拝することが戦争を賛美することではありません。


しかしご皇室の方々がお越しになれる努力は必要であり、その改善は必要だと思っています。

その中で私は麻生外務大臣の唱える『靖国に異や坂弥栄あれ』を私は大変指示しています。



その全文は麻生外務大臣の個人オフィシャルサイト で拝見することができますが、わたしはわたしなりに要点を掲載させて頂きたいと思います。



靖国神社の存続、分祀が議論され、それが政治の材料になってはならない


国家の命で戦場で散った尊い魂を鎮魂する施設を持つことは、国家として世界的に認められる原則である


「靖国」は明治以来の一つの精神の象徴であることを忘れてはならない


天皇陛下にご親拝頂ける施設でなければならない


宗教法人として一旦解散し、特殊法人として運営する


公人はもとより、外国の要人にも参拝して頂ける施設とする



昨今麻生外務大臣を指示する意識がわたしの中で強まっていますが、この提議で更にその思いは強くなっています。

わたし個人は現状のままの靖国神社でもいいと思っていますが、より多くの方々に参拝して頂ける施設であることは、大変望ましいことと思うので、今後の解決策模索を願います。