今、みのもんたの「朝ズバッ!」に加藤紘一幹事長が出演しています。


沈痛な面持ちでいらっしゃいます。



山形のご自宅が火事との報を私が受け取ったのは、昨夕メールにてで、咄嗟に、今日一日小泉首相の靖国参拝の件でTV出演なさっていたことに関係するように察せられました。つまり、加藤紘一幹事長の発言に反発する人の犯行ではないかと・・・。邸内から怪我をして発見されたという人物による放火ではないかと推測します。


しかし・・・ 火事というのは非情なもので、あらゆるものを焼き尽くし、仰っていましたが、97歳というご高齢のお母様が、「着物などはもう着る機会もないからいいけれど、お友達からのお手紙が焼けてしまったのがやるせない」と。亡くなったご主人様(加藤紘一幹事長のお父様)のご遺品も守れなかったことでしょう。

加藤紘一幹事長は父上も代議士でらっしゃいましたので、その大切な資料も失われたことでしょう。

火事というものの非情さを改めて感じます。



私も身内が火事で大切なものを失った経験があるので、「火事」には殊更やるせなさを感じ、心が痛みます。

母の妹、叔母の家がお隣からの出火で類焼し、沈静化して片付けのお手伝いに行ったとき、炊飯器の中にまで煙は侵入し、残っていたご飯が黒くなっているんですよ。想像できますか?

室内にも異常な科学臭が残り、辛うじて被害を免れた衣類は、火事から6年半を経た今も臭いが完全には取れないんです。


叔母の家はお隣の不注意による出火なので、お隣のお家の方に保障して頂きたかったのですが、日本では民法により出火による保障はしなくていいことになっているので、その後再建に大変な思いをしました。



加藤紘一幹事長のご自宅は放火の疑いが濃厚と思いますが、その放火の理由がこれから明確になって行くだろう中で、やるせないものを感じます。


心よりお見舞いを申し上げたいと思います。