こんにちは
アッキ~です
4月も下旬に近づき、気温が上がってきましたね
最高気温が20度を超える日も続いており
汗ばむことが多くなりました
先週まで使っていたコートも
もう必要なさそうですね
さて、本題です
本日紹介するのは、こちら
メルセデスベンツのEクラス W211です
冷間時にハンドルを切ると異音がするという事でご入庫頂きました
早速症状の確認を行うため、冷間時にハンドルを切ると
エンジンルームから唸るような異音が発生していました
更に詳しく音の発生場所を確認していくと
パワステポンプから異音が発生していることが確認できました
また、パワステオイルのリザーブタンク内を確認すると
オイルが全く入っていませんでした
規定量までオイルを補充し、ハンドルを切っても
異音が止まらないことから、パワステオイル量が入っていない事が
原因となり、パワステポンプ内に不具合が発生、
異音の発生原因となっている事がわかりました
パワステホースなどに漏れはなかった為
交換時に必要になる、オーリング等と
ポンプ本体の交換作業を行いました
また、冷間時にベルトが滑っている時に発生する
キュルキュルという音が出ており
パワステポンプの交換作業時にベルトを外すので
ベルト廻りの整備も同時に行いました
交換時に外した部品を確認してみると
ベルトのプーリーには、グリス漏れが発生し
手で触ると、ゴリゴリとした感触がありました
プーリーに抵抗が発生すると、ベルトの劣化を早めてしまいますので
定期的な交換が必要な部品です
交換作業後、症状が改善し
異常が無い事を確認し、作業完了となりました
自動車は、目に見えない部分が傷んでいると
異音の発生や振動の原因となっている事が多くあります
いつも乗っている愛車の異変に気が付いた時は
点検に出すことをお勧めいたします
傷んだ部品をそのままにしておくと
周辺部品を痛めてしまうだけでなく
大きなトラブルの原因にもなりかねません
どのような相談でも、お気軽にお問合せ下さい
アッキ~でした