こんにちは!Gです~~。
今日は寒さが和らぎ、暖かい一日となりました。
昨晩、スカイツリーの前を通りましたら「河津桜」が咲いており、
いよいよ春の訪れを感じてきました。
さて今回はカイエンです。
走行中に異音がするという事でご入庫頂きました。
特にアクセルを開けて加速しようとすると
非常に大きな音と振動が発生するとの事でした。
ここでカイエンオーナーですとピーンくる方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
そうです。これです。
異音と振動の原因はこのカルダンシャフトでした。
カルダンシャフトはトランスファーとリヤデファレンシャルを
繋ぐシャフトですね。長いシャフトですので、
途中に中継点を設け色々な状況に対応出来るように
構成されています。その中継点はゴムのダンパーで
衝撃を吸収していますが、画像のように切れてしまうと
シャフトが暴れて異音と振動をもたらします。
回転が急激に変わる加速時に最もシャフトが
暴れる事になります。
カルダンシャフトを交換し走行テストを実施すると、
すっかりと症状は無くなりました。
かなりいい音がするので怖い思いをされたと思います。
完全に切れてしまう前に定期的にチェックをしておけば
防げたはずです。これはまだまだ続く事例になりますね。
その他にも四駆インジケーターが点灯してしまうとの事で
同時に診断を進めて行きました。
PIWISテスターにて故障コードの入力を確認し調べて行くと、
トランスファーに取り付けられるデフロックモーターが
故障している事が分かりました。
こちらもそれなりに多くなって来た事例になります。
このカイエンは異音と振動、インジケーター点灯が
同時に改善されオーナーの元へと戻って行きました。
デビューして10年以上経過しましたのでさすがにタフなカイエンも
色々と故障が発生してきていますので
少しの異変でも専門店で見てもらいましょう、
また定期的な点検をお忘れなく・・・・・・・。
ではまた次回です。
Gでした~~
———————————————————
ポルシェの修理、車検整備はマリオットマーキーズへ!
http://www.porsche-seibi.jp/
tel:03-5600-2710