こんにちは
アッキ~です
1月も今日で終わりですね
最近は暖かい日もありますので
春が近づいてきた感じがします
春は趣味の写真も被写体が増えますので
ワクワクしてきます
冬はあと少し
頑張っていきましょう
さて、本題に移ります
本日、紹介するのはこちら
R50のMINIです
足回りから異音がする事と
ブレーキを踏んだ時等にハンドルが振動するということでご入庫頂きました
現象を確認する為に試運転を行うと、段差などを乗り越えるとゴトゴトという音を感じました
更に、ブレーキ時にはハンドルが前後に動くような振動があります
試運転時に感じた異音と振動から推測出来る原因の裏付けを取る為に
リフトアップし診断を行っていきます
足回りを重点的に診ていくと
ボールジョイントのブーツに破れがありました
ブーツに破れがあると、封入されているグリスが外へ出てしまい
潤滑不良を起こします
更に、雨水の混入などによりボールジョイントが錆で腐食し
ガタつきを発生させる原因にもなります
別の場所に目をやると
コントロールアームのゴムブッシュに大きな亀裂がありました
この状態では、ブレーキ時の衝撃を吸収できず
ブレーキ時にアームが前後に動いてしまい
ハンドルが動くような振動の原因となります
また、リフトアップ時にパワステからのオイル漏れがありましたので
同時に作業を行いました
今回の作業では、コントロールアームの脱着が必要な為
サブフレームを降下させての作業となりました
ボールジョイントは合計4つ交換しましたが
どれも、ガタつきがありました
コントロールアームのブッシュは
脱着時に完全に千切れてしまいました
これでは、ゴムブッシュ本来の目的である
振動や騒音の抑制が出来なくなってしまいます
更に、オイル漏れをしていたパワステのホース
こちらは、早期発見でしたのでポンプやラックなどに異常はありませんでしたので
ホース交換のみで問題はありませんでした
交換後、試運転を行い
症状が改善されている事を確認し、作業完了となりました
自動車の足廻り部品に異常があると
時には大きな事故の原因にもなりかねませんので
異変を感じた場合は、お気軽にお問合せ下さい
輸入車を熟知したメカニックが診断し
適正な状態へ整備致します
アッキ~でした