ここ数日、イギリス関連の本ばかり読んでいます。今日は川上あかね氏の『ケンブリッジの贈り物』を読みました。
10年ほど前にもいちど読んだことがあるのですが、他ブログでとりあげられているのを見て急に懐かしくなり、市立図書館で借りてきました。2003年の本なので借りる人ももういないようで書庫に入れられており、職員さんに頼んで出してもらいました。
川上あかね氏はオックスフォード大学の博士課程に在学中、生活費を稼ぐためにケンブリッジ大学の仏文講師として働き始めます。そのときの体験をもとにしてこの本は書かれています。
薄い本なので2時間ほどで読み終わりました。再読ですが面白かったです。強く感じたことは、この方の人生は実り多い人生でうらやましい、ということでした。
たくさん勉強して、たくさんの知識人と出会って、本当にうらやましい。私も大学を出てから10年経ってしまいましたが、また読書を頑張って見識を広めたいという気持ちになりました。
また私は大学時代、語学研修で2週間ほどケンブリッジ大学のピーターハウスというカレッジに滞在したことがあるので、そのときの楽しかったことも思い出して幸せな気持ちになりました。
前向きな気持ちになれる、本当におすすめの本です。