【秩父市東町】餃子菜苑

所用を終えた夕刻の帰り道、目の前の看板に明かりが灯った。
『そうだ、ラーメン食べてこっと♪』

ということで、表題のお店の暖簾を初めてくぐってみました。
小ぢんまりした感じの外観ですが、大きなテーブルの上がりもあって窮屈さはありませんよ。
カウンターに腰を下ろします。

お店を始めて四十年以上になるというこちら、女主人が切り盛りされておりました。

軽くラーメンだけのつもりでしたが、店名を見たら注文しないワケにはいきませんよね『餃子300円』、ブログをご覧いただいている皆様もそ~ゆ~のを期待してらっしゃるでしょうし。(^^ゞ
なんと!注文したら小麦粉を練った生地から餃子の皮を延ばし始めましたよ。ヽ(*'0'*)ツ
専門店とはいえ、さすがにここまでは期待しておりませんでしたなぁ。
丸くそして薄く均等に、麺棒で一枚ずつ仕上がられていきます。
おそらくこれは一発で決めないとやり直しが効きませんな。
パン作りの経験の有る方は分かると思いますけど、生地は力を加えると反発力が発生するからです。
逆にこの反発力をモチッとした食感に活かすことができるのが強い特徴となるのでございますね。
『サラサラの粉から、しなやかなうどんができる様子を眺めているのが子ども心に楽しくて・・・』
先日の記事で触れた林家たい平さんもこう語っておりましたが、世界中で愛される小麦粉という不思議な魅力いっぱいの食材の特徴を熟知し上手に活かした好例でございましょう。
何より手際良く進む熟練の技は見ていて気持ちいいです。
一朝一夕で真似出来る芸当ではございませんので正しくプロの仕事でございますね。

粗めに切られた野菜の味わいを楽しめる具もグー!
素材それぞれのうま味をキチッと引き出すのも手作りならではでございますね。
やはり何と言ってもモチッとしながら焼き目がカリッとした食感のハーモニーが楽しめる皮の仕上がりが光りますね。
生産性の観点から作り置きするお店が一般的になっておりますが、皮が具の水分を吸ってしまい食感の魅力が奪われてしまっていることは否めません。
それにしてもここまでこだわりながらこの値段で提供しているポリシーが素晴らしいですね。

ジャージャー麺400円でございます。
万人向けにマイルドに仕上げられがちな辛味噌ですが、こちらに至っては辛味のアクセントを効かした妥協の無い味わいがこれまた魅力的でございます。
これが平打ちの麺に絡みつくので味わいを存分に楽しむことができます。
そして適度にちりばめられたシャキシャキ感をしっかり残したモヤシとのバランスが絶妙でございます。
長年の経験に裏打ちされた計算を感じ取ることが出来ますな。
なんとなくフラッと寄ってみたのですが、こんなせちがらい世の中での手軽な値段で楽しめる嬉しいお店との出逢いとなりました。
昨年は相場高騰に振り回された感のある粉物商売でしたが、そんな事に動じる様子を感じさせない常連に愛され続けているお店のスタイルが伝わってきました。
だってメニューが書き換えられた様子が全く無いくらいノスタルジックが漂っておりましたもの。(^ε^)♪
最近はブログなどのネットを見て遠方からお越しいただく方が多くて驚いているそうな。
定休日以外でも臨時休業するらしいのでご注意を、電話確認がベストでしょうな。
なんでも毎月のように旅行を楽しんでおられるようでございますよ。
いい仕事をするには、ゆとりによる心の余裕が大事だというワタクシの持論にもピッタリ。
商売に没頭し過ぎてしまうと視野が狭くなりがちですからね。
そんな自由人を標榜するワタクシは『アンタがマイペース過ぎるんだよ!』と周囲には常に褒められまくりでございます。(;´▽`A``
●ガイドマップ
餃子菜苑
※ページ内の住所をクリックで場所確認できます。
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