【秩父鉄道秩父駅前】こぢゅうはんフェスタ

昨日は小春日和の心地良い天気の中、正午から表題のイベントがありました。
駅前ロータリーの駐車場を利用したテント会場です。

秩父商工会がPRする昔ながらの秩父の郷土食である『小昼飯(こぢゅうはん)』の無料試食会とあって沢山の方で会場はいっぱいですよ。
平日イベントなので油断して時間ぴったりに行ったら既に長蛇の列です。Σ(゚д゚;)

一番人気はその場で揚げたての『味噌ポテト』。

茹でたジャガイモを串に差して天ぷらの衣で揚げたものに特製の甘辛い味噌をかけたものです。
田舎らしさが漂う柚子のアクセントもポイントかと。(*^o^*)
そして、他地域の人々のほとんどがこの存在を知らないと聞かされると秩父地域の人々は一様に驚きます。
秩父地域ではスーパーのお惣菜コーナーなどでも売られている日常食なものですからね。
挙げたてホクホクのジャガイモは当然美味しいのですが、タレの味噌のレシピに各家庭の個性が光るといったところでしょうか。
昨秋の埼玉県のグルメ決戦にもエントリーして中々好評だったようですよ。

これは『みそおでん』、茹でた蒟蒻にこちらも特製味噌ダレをかけたシンプルな一品。
前述のように味噌ダレのレシピが勝負どころかもしれませんね。
秩父では両神や浦山のように特徴的な蒟蒻を作ってる地域もあるので楽しみ方のレパートリーも広がりそうです。

大鍋から立ち上る湯気からは食欲をソソりまくる香りが漂ってきます♪

こちらは『おっきりこみ』、平たいうどんに具はきのこ類や野菜などが盛りだくさん。
これまたうんまぁ~♪:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

こちらは『つみっこ』、すいとんと呼べばお分かりいただけるかな?
小麦粉を練ってちぎっただけなので、うどんの様に成形する手間が省ける分、より身近な日常食だったのではないでしょうか。
昔の人は畑で採れた野菜を入れてサッと作って食べていたんでしょうね。

手軽といえばこちら『たらし焼き』も定番だったのではないでしょうか。
小麦粉を溶いて焼いたシンプルなお好み焼きですね。
パンフレットのレシピには味噌やしその葉や小ねぎと書かれてます、昔は贅沢な具材は少なかったでしょうからね。
他にも、釜で茹でたうどんにそのまま生醤油をかけて食べる『ずりあげ』、あんこを絡めたうどんである『ねじ』、大滝地区で採れる特殊なジャガイモに味噌ダレをつけて焼いた『中津川いも田楽』、戦国時代の保存食だったという『えびし』、などなど種類も豊富に提供してくれておりました。
『炭酸まんじゅう』と『そばまんじゅう』はいいお土産になりました、さらにアンケートに答えるとパックに入った『切り干しいも』までプレゼントしてくれて至れり尽くせりでしたよ。
さらにさらに、この後13:30からは目の前でビル内でシンポジウムが開催されまして食文化史研究家や佐世保バーガーの仕掛人の方などの講演やディスカッションがありました。
講演いただいた永山教授からは、長生きするのにピッタリなのが今回のこの小昼飯の取り組みであるとのお墨付きもいただきましたよ。
実はこのシンポジウムには香港旅行や温泉招待券が当たる太っ腹な企画も用意されておりまして、競争率からするとかなりの確率と期待したのですが残念ながらこちらは手にすることは出来ませんでした。
小昼飯というのは本来農作業の合間に食べたおやつ感覚の食事の呼称だそうです。
前回の初お披露目だったと思われる彩の国ふるさと秩父まつりに続いて、今回はこれから秩父地域の食の顔としてよりPRして行くに当たって、地域の人達の理解を得る為の取り組みだったようですね。
食の安心を揺るがす大変残念な事件が続く昨今にあって、田舎ならではの地場素材を使った安心安全で健康志向なこの食文化が必然と注目されてゆくのではないでしょうか。
手打ち蕎麦に続く秩父ならではの味覚として浸透してゆくのが今から楽しみですね。
●ガイドマップ
秩父地場産業センター
※ページ内の住所をクリックで場所確認できます。
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