以前の様子を取り戻した伏見稲荷大社 | まろよさ ~季節の風景と祭り 20年間の思い出と共に~

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千本鳥居が見たいと言うので伏見稲荷大社へ。

 

昼間に来るのは20年ぶりくらいで随分綺麗になっていました。

 

観光客もまばらで以前の様子を取り戻した感じでした。

 

楼門へ着くころには天気も回復し青空と朱塗りの対比が見事。

 

伏見造の本殿内は撮影禁止なので離れて外観のみを。

 

重要文化財の権殿の横から広い石段を上ると、

 

ちょうどKAO130周年記念の奉納鳥居の設置中でした。

 

奥宮から御山へ。

大正期の十二代目朝日山四郎右衛門奉納の石鳥居。

東京と大阪に分かれていたの相撲を合一したお方です。

 

昼間だというに幽玄な趣。

 

それぞれの方々の大切な想いをくぐり続け脇道へ。

 

こんなに美しく手入れされた竹林は見たことがありません。

 

嵯峨野も良いですが、伏見もなかなかの見ごたえでした。

 

脇道から戻り、さらに進んで三ツ辻を折れ四ツ辻へ。

途中休憩できるお店等もいくつか寄りつつ続く石段に苦戦。

 

登った先の四ツ辻は、皆さんが思っていたよりも高い所で、

疲れ果て上着を脱ぎアイスを頬張る人々も。

 

京都市内を東の端から展望できる四ツ辻は、

 

登ってきた者へのご褒美の景色を見せてくれました。

 

下りは三ツ辻を折れずに本殿方面への坂道を下りました。

道には、他ではあまり見ることのない神々も祀られており、

稲荷の御山への信仰の多様さを感じられます。

 

登りに比べると道が真っ直ぐで、ずっと坂道でもあったので、

時間的にもあっという間に本殿脇まで戻ることができました。

 

 

この度は敢えて静かな時期に訪れることにしてみると、

観光地ではなく聖地としての空気を感じられました。

 

世の中も早く穏やかになりますよう。