火曜日。



タラートで野菜を買った帰り、小さな別のタラートもはしごして、たまーにマスクを買うおじさんの屋台に寄った。



そのおじさんのところはいつも大音量でタイポップ音楽を流している。自作CD(CD-ROMにHitソングを焼いたもの…焼いたっていまの若者はわかるんだろうか?)も売ってるからだ。



過去2回ほど、このおじさんセレクションCDを買ったことがある。1枚50バーツ(200円くらい)。



ジャケットは 「BestHits2565(仏暦2565年🟰西暦2022年)」みたいなアーティストたちの粗い写真。手作り感満載指差し



挨拶してマスクを買って、さぁ帰ろう!とタラート出口近くのバッグ屋に気を取られていると、なんだか懐かしいメロディが聞こえた。



あれ?…これ。「昴」じゃん。



タイでも前日の谷村新司さんの訃報は報道されたらしい。いつまでも元気で快活なイメージだった。私の母より少し若い年齢で亡くなった彼の代表曲はこちらでも有名だ。



さっきのおじさんの店から聞こえる。



…胸が熱くなった。最高の追悼じゃないか。



リスペクトと同時に寄り添われたような気がしてじんわりした。おじさんは私が日本人だと以前から知っている。そして昴が訃報の谷村さんの曲ということも。



下差しとっさに録画。

…ん?でもあれだね、日本語じゃなかった目がハート

タイ語?中国語?カバーバージョンであった。


国や言葉を越える音楽はやはりすごいな。

音楽家、谷村さんのこと思ったよ。



…余談だけど

こちら雑念多めの私が気になったバッグ屋さん。

ロンシャン風下差し

やっす❗️偽物と知りつつ、少し心動かされたわ不安



さらに余談だけど

この日はGMMのドラマなんかの来年度新作発表会の日だった。


だからかGMMビルの前にも祭壇が置かれており、関係者のような人たちが次々とお参りしていてにぎやかだった。


活気や期待みたいなものがわいて流れ出てるような気がしたよ。



あたりまえなんだけど、いろいろな出来事が同時に起きてて終わるものもあれば始まるものもあるんだよなぁ、って思いましたよ真顔