母たちが帰り、やっと日常が戻りつつある(意外にけっこうなんというか…響いた)
はやく平常運転に戻りたい
先日ちょっと気になるライブに出かけてきたよ
雨季も終わりかけになってやっと激しい雨が降るようになった昨今。その日は午後からなかなか雨が止まず
バンコクはざっくり青いマル。止む気配…ない
とりあえず行けるとこまで行こうと思って家を出た。ライブ地区は冠水していなかった、セーフ
でも時間になってもお客さんはまばら
このライブハウスは年齢制限がなく、チケットもお手ごろ(300〜400バーツ/1,600円位)
そしてまだメジャーすぎない旬のアーティストが来る小さな箱…ということでお客さんがすんごく若いのよね。オーナーは未来あるアーティストと音楽が好きな若い人たちのための作ったんだろうなって思う
実は2回目だが入るの毎度緊張する
入り口でパスポート出すのやだ(アルコール年齢確認のために必須)
きっとみんな2000年以降であろうなか1970年代末の生年月日 …ん?えっと?ってなるのよ毎回。お母さん??むこうが一瞬固まるのがわかる
最初の試練だわ
さて
今回見たのはThe Band ElevenとVaris
Elevenは新アルバムを7月にリリース。そのリリースライブ風景をどこかでチラ見してぜひライブを見てみたかったのだ
左がElevenのボーカル、Jourさん 23才
作曲もしている彼はきれいな歌声の持ち主で、ルイヴィトンを着こなすモデルでもある。前レーベルはGMM傘下のGenierockで、見るからに才能というかスター性がある人だ
Smashing Pumpkinsのジェームス•イハをなんかちょっと思い出す。優しい歌声
タイのアーティストは音源とまったく同じ歌声なんだよね…歌うまいしブレないのがすごい
これ最初日本語でウニャウニャ言っててかわいいの
新アルバムはAppleMusicでも配信中。
始まるまで落ち着かなかったけど、やはり見に来てよかったなぁと思ったよ。むちゃくちゃ元気が出る。かっこよくてジワジワした
だが、今回は雨のせいで最初人が少なくてなにかと気を使った。人がいないのにカベに張り付くのも…と思ってたらだいぶ前に来ちゃったし悩みどころだ(あとからドンドン来た)
わたしはまわりの風景とただ同化して音楽を楽しみたいだけのミーハーなので、なんかへんなおばさんいるぞ…みたいなことは避けたいわ
ほんとできることならライブの時だけ平均的な20代タイ人女子に変身できたらなぁ、透明人間でもいい…とひねたことを思った夜だった
というか、ほんとタイのアーティストのプロモーターのようなことができれば。ニッチだな
このあとVarisのステージも見たんだけど、彼も色気があるボーカルですごい。タイのアーティストはみんなちがう個性でそれぞれかっこいいし才能豊か。そういう土壌があるんだな…
彼らにすばらしいライブを続けてもらうために応援したくなる。そういう仕事をしていたかったなぁ