(20年前のお話です)
腸閉塞手術後、退院してからも下痢(回盲部切除による排便障害)がずっと止まらずに通院していましたが、
何の薬も効かないのでキリがないと思った私は
下痢の治療はもうしないで、不妊治療に戻ると決心しました。
そのことを手術をしてくれた外科の主治医に話したところ
「正直、よしよしさんの今の体の状態で不妊治療は許可できない。
下痢が止まらずに体重も減ったまま、改善もしていない。
この状態で不妊治療をするのは、命の危険もあるかもしれない。
どうしてそんなに不妊治療をしたいの?
命より不妊治療を選ぶの?」
と言われました。
命より不妊治療じゃないけど、ずっと効果のない薬を飲んでも仕方ないじゃんというのが私の気持ち。
しかも、不妊治療は20代より30代と、どんどん成功率が下がっていくし、
今しないと子どもに会えないかもしれないし。
ぶっちゃけると、病気ばかりの私は、その時は子どもが産めるならもう死んでもいいや、とも思っていました。
子どもを欲しがっていた旦那に、我が子を抱かせたい。私は病気ばかりで迷惑かけてるし。
99.9%自然妊娠はムリと言われた時には、離婚してくださいとも話しました。
離婚しないよと言ってくれたけど。
だから、すぐに死ぬのは困るけど、産んで死ねるならそれでもいいやと思っていました。
産んでからがスタートなんですけどね。その時の私はそう思っていました。病気でネガティブだったし。
主治医はしぶしぶ不妊治療を認めてくれました。
あんまり覚えてないけど、その後も整腸剤は飲んでたかな?通院は継続していました。
そして、いよいよ中断していた不妊治療の再スタートです。