ずっと中途半端に止まったままでしたが、ぼちぼちお話の続きを書いていこうと思いまして……
自分がゲーム好きな事からノリで始めたお話なんですけど
以外と読んでくださってる方が多くて嬉しいです♪
時間が経ってしまったので話の雰囲気が少し変わってしまったかもなんですけど
気楽に読み進めて頂けたら幸いです( ̄▽ ̄;)
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レベルが上がったことで山を下る道も意外と楽に進んで……
出てくるモンスターも簡単に倒せるモノばかりだったから気分はもうハイキング!
ずっと仕事も続いていたし、なかなか休暇も取れなかったからたまにはこういうのもいいかなぁ~なんて、本当はドンへと一緒にこの景色を見たかったな……
『ほら!もうすぐ山の出口じゃない?』
『そうですね、広い道が見えてきましたね』
『山を下りた辺りで休める所があればいいんだがな……』
『ちょっと回復もしたいよね?』
回復ってやっぱり宿屋で眠るとかだよな?
ゲームとかだとこういうダンジョンの後には必ず休める場所があるんだけど、ここの世界でも宿屋とかあるのかな?
『……悪ぃ、山下りたらちょっと寄りたい所があんだけど』
『ヒチョルヒョン?寄りたい所って?』
『もうちょい行けばわかる』
そう言えばヒチョルヒョンはこの辺りの事をよく知ってるみたいだしな。
俺達は目的がわからないままヒチョルヒョンの後に付いて行った。
山を下りると少し広い道に出て、道の先の遠くには微かにお城が見える。
あそこが次の目的地なんだろうけど……
『こっちだ』
少しだけ広い道を進んだ後、まるで獣道のような草の茂った横道に入った。
普通に歩いていたら絶対に気づかないような鬱蒼とした道をヒチョルヒョンはどんどん進んで行く。
『ねえ、ジョンウンヒョン、この道知ってた?』
『いや、メインの道は何回か通った事はあるが……こんな道は知らなかったぞ』
『というかここは本当に道なんですか?もしかして迷ったとか……』
『ギュヒョンってば!ヒチョルヒョンに限ってそんな事は無いと思うよ? ねぇヒョク!』
いや、そんな事を俺に振られても返事に困るんですけどソンミンヒョン……
『と、とにかく今はヒチョルヒョンに付いて行こう!』
俺達のおしゃべりも全く已に介さずヒチョルヒョンは進んで行き……
突然目の前が開けて小さな湖とその畔に小さな家が建っていた。
『ここは……!?』
『うわー!綺麗な湖だね!』
みんなも初めて来た場所なんだろう。
その綺麗な景色に感嘆の声を上げる。
『おい!入るぞ!!!』
『ヒチョルヒョン?』
『ちょ、ちょっと待って……』
俺達が辺りを見回している間にヒチョルヒョンは畔の家の扉の前に立ち中に入ろうとしていた。
『勝手に入って大丈夫なんですか?』
『ってかここには誰が?』
『いるんだろ?ちょっと聞きたい事があるんだ』
住人に向かって話かけながら家の中に入るヒチョルヒョンに続いて俺達も家の中に足を踏み入れる。
『おや?お久しぶりです、ヒチョルヒョン!随分賑やかで♪』
家の奥から声がして……
奥の部屋から笑顔で出てきたのは
『チョウミ!?』
『ヒチョルヒョンと一緒に勇者ヒョクチェまで……と言うことは』
『ジョンスの命令で魔王退治なんだよ』
物凄い使命をちょっとそこまで買い物に……みたいに面倒くさそうに言わないでくださいヒチョルヒョン!
『ああ…最近よく大魔王の噂を聞きますからね……あ、皆さんも座って休んでください』
チョウミに言われてみんなで座ってテーブルを囲む。
チョウミが飲み物や食べ物も用意してくれてほんの少しの休息時間。
というより俺達って休んでる時間の方が多くないか?
『で、ヒョン達がここに来たって事は……何かあるんですよね?』
俺達に笑顔を向けながら、それでもはっきりとヒチョルヒョンに向かって話すチョウミ。
『預けてた物を受け取りに来たんだ……それと……
山の上の結界、あれはお前だろ?』
え?
あの結界と罠はチョウミが?
その場にいた全員が驚いてチョウミを見る。
ヒチョルヒョンの言葉にチョウミの顔から笑みが消えた。