間伐体験 | atelier MALOHA

間伐体験

先日、ぴーすのあみんさんに声をかけてもらい

杉と檜の間伐の体験に行ってきました。


あみんさんたちは、奈良でのライブ活動のため前日入りをしていて、

あたしたちは、どんぶらどんぶら近鉄電車に揺られながら

待ち合わせ場所の榛原駅に到着しました。

atelier MALOHA-榛原駅



現地に着くと

秋でも杉は青々と茂っていました。

atelier MALOHA-杉の木


ここの入り口にも、おでまし。

atelier MALOHA-タヌキ



奥に続く道を歩いていくと

神秘的な雰囲気が山一帯を覆っていました。


しかも、間伐ということで

木を倒す → まずは一礼をして山に入らせてもらいました。

atelier MALOHA-木


atelier MALOHA-龍木


atelier MALOHA-木肌


ザトウムシ。
atelier MALOHA-ザトウムシ


この3つに分かれた赤茶の葉っぱは、触るだけでかぶれたりするそう。

よいこは触らないでね。

atelier MALOHA-葉っぱ




強風で倒れてしまった木。

atelier MALOHA-木々


根っこを確認すると。。。

根っこの浅さにびっくりです。

人工的に植えたものは、根っこが浅いとは聞いたことがありますが。


ここまで浅いとは。。。

鉢に植えれそう。

atelier MALOHA-木の根っこ


間伐で大切なのは、間隔のあけ方が重要のようでした。


あまり隣通しを近づけすぎると、枝がすくすくと伸びないと同時に

根もあまり育たないそうです。


ヒトが満員電車にいると窮屈に感じるのと同じで、

木も元気に育たないようです。


二次災害が起こる原因は、こういうところに潜んでいるのだなと

目の当たりにした瞬間でした。



そして、間伐が始まりました。

皮を剥いたものの伐採のタイミングの見分け方は、このキズだそうです。

atelier MALOHA-キズ



伐採する木をこちらの杉に決定。


まずは

倒したい方向に切れ目をいれます。

atelier MALOHA-間伐2


その後、後ろから。

atelier MALOHA-間伐



間伐は、木の間隔を調整しながらになるので、

一気に同じところを伐採するのと違って、木同士がぶつかって伐採しにくいのだそう。


でも、自然の習いを壊さないようにするためには、

こういう方法をとるのがいいのでしょうね。

みんなで力を合わせて、よいしょ。よいしょ。

atelier MALOHA-倒れる2



前でダメなら、逆方向からも。よいしょ。よいしょ。

木の跳ね返りだけ、気をつけて~。

atelier MALOHA-綱引き


その後、倒れました~


そして

長さを測ります。

atelier MALOHA-長さ



この時、葉っぱの付いている量をみたり、

根元の水分量を測っていました。


葉っぱの量は、木の長さに対し、

1/4以上ついてると元気があるそうです。


根元の水分量65%は高く(平均は30%くらいだったような。)、杉は檜に比べて水分が抜けにくいそうです。

atelier MALOHA-水分量




引き続き作業する前に、まず腹ごしらえ。

atelier MALOHA-ご飯


そして、先頭をきって

おちゃん、チェーンソーに挑戦。


バームクーヘン、いっちょあがり~

atelier MALOHA-おチェンソー


この杉くんは、ヒトでいうところの高校生。

atelier MALOHA-年輪


あたしも、人生初のチェーンソーに挑戦。


なんだか、自分でいうのもアレですが、

職人風に写ってしまいました。笑

atelier MALOHA-マロチェンソー






そんな横では、木も「ウゲゲ」と笑っていました。。。

atelier MALOHA-ぱっくり



体験で薄く切った木が檜だったので、枕にして寝たら利にかなってるのでは。。。


『ここちよさそ~**』


と想像を掻き立てつつ。


オガクズも、良い香り。

atelier MALOHA-おがくず



製材するために、2m置きにカットしたものを、よいしょ。よいしょ。

atelier MALOHA-おちゃん丸太
atelier MALOHA-運び屋さん


このように、積み上げるのにも意味があるそうで。


木の水分が抜けていくとき、変形がおきにくいよう考えられて積まれてあるそうです。


家の実家近くにも製材所があって、積まれていましたが

そんな意味があったんですね。。。

atelier MALOHA-積み上げた木


その後、無農薬で食物を作っている畑へおじゃまさせてもらいました。

atelier MALOHA-風景



あずき豆の収穫。

豆が茶色くなったものが、収穫のタイミングだそうです。

atelier MALOHA-畑仕事



あずきにつづき、トマトやかぼちゃ、ししとう、ピーマンまで。

自給自足が出来るのも、納得。

atelier MALOHA-小豆
atelier MALOHA-とまと
atelier MALOHA-ポケット



そして、

こんな山の中で、海にいそうなコを発見。。。*


お友達の一人が『山珊瑚』と命名していました。笑


たまたま前日にしてもらった人魚的なネイルが、さらに南国の海底を彷彿させました。

atelier MALOHA-山珊瑚


帰り際には

製材している作業場を見せていただきました。フムフム。。。

atelier MALOHA-製材所



その後

広くて大きな、田舎らしいお家で

お茶を出していただいたり、カリンバを弾いたり、夫婦円満ヨガ等を教えてくださったり、

田舎のあったかさをまた改めて感じました。


自然と、「ふるさと」を口づさんで歌ってしまいました^^

atelier MALOHA-かりんば




atelier MALOHA-どくだみ


素敵な体験を

どうも、ありがとうございました*


maromi*