経過時間 ： １h ２２ｍ in手術室です
なぜか身体の震えが止まりません
鼻が両方完全につまって呼吸が苦しいです
手術から１０分～１５分ほどで
わが子は無事に元気な産声を
上げてくれて
それから１時間以上経っています
愛しい生温かい頭をなでて
ほっとした気持ちと同時に
感じたのは…
激痛でした
お腹の上の方が痛くて
その痛みに体が震えていたのです
麻酔していても 別物の痛みです
看護師さんが 「 大丈夫？寒いですか～？」
と聞いて手を握って下さっても
「 痛くて息が苦しい…」
と答えるのがやっと
「 そっか、ごめんね。薬のせいで鼻がつまるからね 」
「 もう少し頑張ってね お腹閉じるから 」
…まだお腹閉じてないんだ
それから何分かしてやっとお腹が閉じて
足の裏を圧縮する機械をつけて一般病棟に運ばれました
部屋にはすでに両親と旦那君が待っていて
わが子も透明のベビーベットに寝かされているみたい
でも、あまりの痛さと麻酔でボーっとしているため
声も出せず
「 よく頑張ったね 」という言葉にも
目を閉じたまま頷くのがやっと
わが子を見たり触ったりする気力もありません
陣痛の痛みより、麻酔の脊髄注射より
痛い…
それでも背中に痛み止めの点滴が
まる２日つながっていたそうです
今回 緊急の帝王切開で
赤ちゃんが横向きになっていたせいか
…縦切り でした
おへその下１０ｃｍ辺りから
下へ１５cmくらい？切ってます
でも痛いのはお腹の上や周りです
ドクターの回診で そう申告すると
開腹した時、
子宮の中がかなり損傷していたそうです
また 取り出す時にお腹の筋肉も少し
損傷したかもと…
だから 普通より痛むのかも
と言われました
術後は
ロキソニン（飲み薬）も座薬も点滴も効かず
１度だけお尻の注射をしてもらって耐えました
（これは後からモルヒネの一種と知りました
）
術後３日目にやっと
起き上がれるようになりましたが
痛みどめがないと 歩いて赤ちゃんに
授乳させる事はできない状態でした
３日目の午後にやっと個室が空いて
移動となりました
すると母が 実は～と話してくれました
陣痛の誘発で入院した２０日の午後１時に
中規模の破水があって、
それから丸１日以上経過するうちに
実はどんどん羊水が出ていたようで
２日目の夜に激痛が来るころには
子宮内の羊水がほぼ無くなっていて
赤ちゃんが呼吸できず わずかな羊水を求めて
横をむいてしまったそうです
お腹を切った時、
赤ちゃんは頭を背中側にそらせていて
あと少し遅かったら 危なかったそうです
お腹の羊水がない状態で赤ちゃんが暴れた
ので、子宮内が傷ついて、取り出す際にも
腹筋を触ったので切った個所以外が
痛むのではないかとの事です
実は赤ちゃんが危なかった と聞いて
驚きました
出血量もかなり多く、
もう少しで輸血する所だったそうです
これから帝王切開を予定している方は
心配しないで下さい！
私のはごくまれなケースだそうです
普通は手術後２日目には尿管も取れて
歩いて授乳に行ける方ばかりです
術後知らされて驚いたのと同時に
無事に産まれて来てくれたわが子…
感謝
の一言です
うぃ～っす。やっと出てきたよ