タイトルの通り
「相似」と「面積比」の基本形ですね
これはおもに次の2パターン





左→ちょうちょ型

右→ピラミッド型




ピラミッド型は以前紹介したので

今回はちょうちょ型の説明ですね

別名砂時計型とも呼ばれますが
まぁよく出題されるんですよ





こちらの図形の中にもちょうちょがいますね





当ブログをこれまでご覧になられた方は

ご存知かもしれませんが

私、極力「暗記」はさせない派怒りダメー!




パターンを増やすだけで

思考力がまーったく育たないんでね

問題数も多くやらせないんですが





珍しくここは例外
(九九の暗記と似たような感じかな?)




誰でもパッとできちゃいますからね音符
ではご説明いたしましょう歩くゴーゴー!



  基本の形をマスターしよう







ふたつの相似な三角形があります

んで、相似比が2:3のとき

面積比は何対何になるでしょうか?








相似比を2乗すればよいので

面積比は4:9となりますね

ではこの図に直線を一本書き加えます







新しく△BODができましたね
では、この面積比はいくつになるか
こちらも考えてみましょう





相似より

AO:OD=2:3

(右図)三角形の高さは共通なので
底辺の比がそのまま面積比ですから
2:34:6
続けてACにも直線を引いてみます






新しくできた△AOCの面積比を

先程と同じように考えると

図のような面積比になります




「ちょうちょ型」は「台形」で


ちょうちょ型に直線を加えて
台形4分割したもの
(塾で習った方もいるかもしれません)
実は簡単に面積比を出せるんですよね







ちょうちょはそれぞれ
2乗
他は相似比同士を掛ればOK!
実際に「習うより慣れろ」で
次の問題の面積比をだしてみましょう






よければ実際にやってみてくださいね
どちらもカンタンすぎたかな?ニコニコ


左側の問題





右側の問題





向きにだけ注意してくださいね

ちょうちょを意識しておけば
ケアレスミスも防げますよ



ちょうちょ型
台形を4分割した形で認識が
めっちゃオススメですニコニコ



  頻出例題を解いてみよう







では例題をやってみましょうか

(1)はちょうちょの相似比が

そのまま答えになりますね






上図より2:3




⑵も難しそうに見えて

実はカンタンに出すことができます






先ほどやった台形4分割を使えば

3箇所の面積比がすぐにわかりますし

補助線を引いて台形を作らなくても

実は左図だけで答えが出せるのですが

みなさんわかりますか?




広い視野で全体を見てみよう






△ABCって全体の半分なので

そこに気づけばカンタンでしたねニコニコ


⑵ 30分の11





 番外編