息子と父2人旅、想い②【2023年5月29日】 | 鍼灸 栗原治療院【栗原洋】ルート治療

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【息子と父2人旅で思ったこと①】


旅先で普段見ない

テレビのニュースに魅入る息子


これを繰り返し見てたらさ、

人と繋がることとかさ、

話しかけたり、

外に出るのでさえ、

怖くなっちゃう子もいるんじゃないかなぁ。


最低限の予防は必要だけさ。


親が怖がってたり、

心配し過ぎていたりしたら、

なおさら。


あとはさ、

他人の、誰かの、世間一般の、

良い悪いが沢山入ってくる。


自分が思ってもいない価値観が

押し付けられてる。


そのことで苦しむ子供も沢山いる。

大人になってからも。


本来、

人間の生きる力の一つ、

繋がりを感じる力が損なわれる気がした。


僕自身も、

外は怖い、

関わらないほうが得、

とか思ってた時期があったけど、

世界は怖い人ばかりじゃない。

 

小さいうちは、

親がしっかり教えてあげないとな。


世界が優しいことや、

人は思ってるよりだいぶ温かいこと。


反対に

近づいてはいけない人、

いてはいけない場所の見極め方を。


我慢ばっかり教えてないでさ。

 

 

そのためにはまず自分から。




【息子と父の2人旅、気づいたこと②】

〜自身の負の思い込みが立場の弱いものに流れる〜



翌朝のこと


旅先での

障子破り、布団汚し

事件発生!

(今振り返ると全く事件でない)

 

 

僕、

一気にあーわ、やることが、、、

こういうの言うの苦手なんだよなぁ。

かと言って、

やめろやめろと言うのもやだったし。

 

 

そこで僕が気持ちをズズーんと沈めたら、

息子もムムムーっと静かに。


僕の重めの空気が伝わったんだろな。

 

 

僕の出来事への受け止め方、

そこから受け止めきれず、

外に溢れた感情や思考が、

エネルギーが、

息子に伝わった。


息子に流れた。

 

 

息子にそれを受け取らせてしまった。


言葉はなくても、

ただ近くにいるだけで。

 

 

 

息子はきっと1人だったら、

出来事を心の中で少しごめんなさいをして、

もしくは何も考えず、

すぐ忘れるだろう。

うん、本当はそれでいいんだ。

 

 

そこに僕のやるべきことや、

こうしなきゃいけないとか、

あーあ、とか、面倒臭いとか、

何言われるんだろうとか、

 

 

そういう、

余計な負と思っているエネルギーを

息子に自然と流して、

受け取らせてしまうんだ。


本当はたいしたことないのに。

 

 

❇︎

 

たまにならいいし、

しかたない。


けど、

それが日々積み重なると、

親の余裕がなくなると、、

 

 

出来事自体は大したことなくても、

子供たちは、

親の余計なものを沢山受け取ってしまう。

受け取ってくれちゃう。

親のものなのに。


出来事というより、

親の中の思考感情を受け取ってるだけなのに。

 

 

それが子供の価値観になったり、

常識になったり、

生きる術になったり。

 

 

それで子供の自信がなくなったり。

なんでもやってやる、

どんなボタンでもとりあえず押す、

みたいな挑戦する気持ちを損なっちゃったり。

キラキラした目が下向いちゃったり。


そんなん嫌だ!

嫌だな。

 

 

❇︎

 

だから、

そばにいる人が、

不機嫌だらけ、

不満だらけでいたり、

って、

 


人に迷惑かけてないようだけど、

実は迷惑かけてるんだよ。


自身の内に、

上手にしまってある人ほど。

しまえていると思っている人ほど。


もちろん、いつも笑顔でなんかいられないのも分かるけどさ。

 

 

迷惑かけないように我慢してるんだ。

って、

実は、迷惑かけてる。


全くの他人には、

迷惑をかけてなさそうだけど、


近しい人、

家族や、

そばにいる人、

自分に。


目に見えない、

分かりにくい、

正当化された、

大きな大きな迷惑をかけてる。


そのひずみがさ、

関係ないところで出てきたり。

関係ない人に渡しちゃったり。

自分を分からなくして

価値観を誰かに決めてもらったり。

してるんだよ。

しちゃうんだよ。

 

だから、

結局はこっちも自分次第。

なんだよな。


子供の前にね。

他人の前にね。


そして、そうした方が、

本当は楽なんだよ。


他人次第ではなくてさ、

自分が主導権を握れるんだから。

 


❇︎

 

もう一つ思ったこと。

理想だけどさ、

完璧にはできないけどさ。


子供をさ。


縛りつける

安全な囲いを作る、

柵を作ることに、

責任を持つ親じゃなくて。

 

 

柵から出た時、

はみ出た時、


そのピンチな時、

危ない時に、


いつでも

責任を持てる大人。


否応なく助けてあげられる、

良くやったと言える大人になりたい。


もちろん、最低限の安全は教えてあげたうちでね。

その線引きをしっかりしなくちゃな。

 

 

❇︎

 

話は戻って、


障子と布団について、

ちょっとドキドキしながら、

お伝えしました。


障子は仕方ないですねぇ、

という感じで。

ほんとすんません。。。


布団はクリーニング代をお支払いしてきました。(ほんとお手数おかけしてすみません。。。)


意外に伝えると大したことない。


もっと気持ちを表す言葉、

もっと誠意が込められた、

もっとお金を支払うべきだった、

などとかは考えますが、、、


結局は、


これらも

自分のために起きたこと、

なのかなと。


言うのが苦手。

いつも妻任せ。

世界が優しい。


とかそんなことを経験させてくれるため。

この文章のことを考えるため。

 

当たり前だけど、

改めて、

うん、やったことないことは怖い。

大丈夫だと思ってても、引っかかる。

やってしまえばスッキリする。


それだけ。

 

 

初めの頃に書いたけど、

全く事件ではない。


いつもほんとは平和な日常なんだよ。

自分がただ大きくしているだけ。

自分の過去や未来が大っきくしてるだけ。

そうなんだよ。


今は、いつでも優しいんだよ。