薔薇のシーズンです。きれいですね。

 

書きたくなると、急に書き出すオンライン日本語講師、韓国で子育てをしている40代アジュンマです。

 

このブログは同じオンライン講師をしている方々、海外で子育てをしている方々、韓国や外国語に興味がある方々に、さら~っと見ていただければなぁと思い、書いています。

 

ブログは自分自身にとっても、まとめの作業になるので、私自身の思考の整理にも役立っております。ありがたいです。

 

さて、今回は韓国、ソウルでの小学3年生はどんな生活をしているのか、まとめようと思います。

 

あくまで、1ケースです。

 

7時半ごろ 起床 (すごく寝起きがわるい)

 

8時半ごろ 登校   通っている小学校は8時40分~50分の間に着くように行きます。

 

1時50分 下校  (火曜日のみ2時30分に終わる)

 

韓国の学校は始まるのが遅く、終わるのも早いです。 

 

それから、各自 塾タイムです。

 

校庭で遊んでいる子、公園で遊んでいる子、ほぼいません。

 

みな、塾か家に帰るかです。

 

~うちの場合~

 

2時~3時 テコンド

 

4時~5時半 宿題や勉強

 

**うちはタブレット学習をしているので、自宅でお勉強です。学校でする内容を少し早く予習できるもので、映像を見ながら、先生の説明を聞き、問題を書き込みます。全てタブレットで行うので、足りない部分は紙のドリルなどを使って勉強します。

 

**日本語は漢字の学習。あとはアニメを見る。会話は私と日本語を話す。

 

**英語はタブレット学習のものと、時々英語で会話。Water, please. など、言わせてみる。

 

 

★タブレットの内容

 

一日 平均 3~5科目  ひとつにつき、10分~15分ほど。

小学3年生になり、英語と科学と社会が増えました。

 

★勉強への意欲

日によりますが、全然やる気がない時は、だら~っと聞き流しています。

私の目を盗み、早送りすることも。

英語は発音させたり、言わせたり、ゲーム機能もあるので、おもしろそうです。

 

★課題

家庭学習の場合は、親が全面的に見ないと、なかなか勉強が習慣付かない気がします。

タブレットだけさせていると、とりあえずはやく終わろうと、身に入っていないことがあるので、ところどころできているのか、チェックする必要があります。

 

全て韓国語です。私自身も一緒に勉強できる感じです。ただ一緒に見てあげるのも、小学生までが限界。

その後はどうするのか、悩みどころです。

 

★勉強のおもしろさ

タブレットならではの良さですが、子供に楽しんでもらえるように算数のゲームや可愛い絵、キャラクターなどで子どもの関心を引きます。 

国語の読解問題などは、先生もわかりやすく教えてくれているのですが、長文読解になると、なかなか身が入らないようです。

 

17:30~ 自由タイム (母、ばたばた夕食支度)

 

YOUTUBEやゲームをします。

うちはYOUTUBEは2つ、ゲームは20分です。ここは厳しく時間制限をします。

何度も延長したいと不満たらたらですが、ここはぐっとこらえて。時間内で終わらせる練習です。

大人も難しいですよね。

 

18:30ごろ 夕食

 

だいたい二人のお食事です。テレビのニュースを見たり、今日あったことを話したり。

 

19:30ごろ 入浴

 

 

20:00~21:00 自由タイム

 

絵を描くのが好きなので、ひたすらお絵描き。

 

21:00~21:30 寝る

 

 

22:00~ 母 オンラインの仕事

 

日によって習い事が異なりますが、だいたいこんな一日です。

 

勉強に関しては、予習をする → 学校で勉強をする の繰り返しです。

 

「予習をする」の部分で、医大や有名な大学を目指している子は、塾に通い、「先行教育」なるものを受けています。塾で,

はやく学校での学習内容を勉強し、大学入試前に応用問題や過去問題をより多く解くためです。

 

聞いた話ですと、小6で中学英語の半分終わっているとか、単語はかなり覚えているとかで。

学校のテストはもちろんのこと、このような上位を目指す方は、大学入試が最終ゴールです。

 

そのために、睡眠時間を削り、単語を暗記し、問題をたくさん解いていきます。

 

試験勉強も運動のようで、模擬試験も受ければ受けるほど慣れるし、単語も書いたりフラッシュカードすればするほど覚えるのはわかります。

 

問題は、そこに本人の意志があるかどうかだと思います。(ここが難しい。)

 

やる気になって、おもしろくなってくると、試験勉強も苦ではありません。

 

そこに到達するまでの自分の意志を育むのが小学生の頃の自然体験やモノづくり、旅、課外授業、部活、多くの人との交流などだと思っています。

 

受験対策が低年齢化しているので、そういったのんびりした時間、新しい環境に触れる楽しさなどの時間が削られている気がします。

部活も勉強だけではない、何かを得られるいい経験だと思うのですが、韓国では部活はおまけみたいに週1回でちょこっとするだけです。

 

でも、周りがその環境なので、年齢が上がるにつれて、友達との関わりの中でも、「お勉強」の影響が出てくると思います。

 

点数が悪くて、落ち込む。私はまだ今の勉強しか終わっていない。周りの子はもう1年先のことが終わっている。どうしよう。

こんな感じで。

 

このバランスが難しいです。とても。

 

う~ん。

 

「先行教育」なるものに、まだまだしっくりこない感じですが、子供には理想としては、自分の意志で動いてほしいと思っています。切なる理想ですが、理想ですが…。どうなるかな。

 

はい、明日も同じルーティン。

 

まず、進んで行きましょう。