さて、オンライン授業を始めて2か月過ぎようとしています。

 

初めてで戸惑うこともありますが、おもしろいです。この仕事。

 

世界中の人たちと出会えて、学生さんも熱心な方が多く、教えがいがあります。

 

オンラインなので、通勤時間もなく、時間が有効に使えます。

 

仕事を通して、知ることもいっぱいです。

 

例えば、

 

シンガポールでは、シンガポールならではの英語を使っていて、普通の英語とちょっと違う。

語尾の音が脱落。例えば、findなら「ファインド」じゃなくて、「ファイン」になっちゃうとか。最後まで発音するのが面倒だとか。

すごく柔らかくゆるーい、シンガポールイングリッシュ。おもしろいです。

 

 

U.A.E アラブ首長国連邦では、4月あたりに断食の期間があって、お祈りの時間は食べてはいけないとか。

豚肉も食べられない。お腹がすきそうだな…。

 

 

カナダのある島では、マイナス40近くなるらしい。そんな時、外に出られるのか?と聞いたら、普通。大丈夫よ。

 

 

中国は広くて地域によって文化や方言などが全然違う。例えば、婚約者の家に行って、その親が何を言っているか分からないとか。

移動時間は10時間単位が当たり前。

 

 

アメリカではホームスクーリングをしている子が多い。

学校に行かず、自分で勉強したり、親に教えてもらったりする。

日本や韓国では小学生から学校教育を受けるのが当たり前だから、ちょっと不思議な感じ。

 

 

日本語にかんしては、

 

英語圏の人は、日本語の語順に戸惑う!

 

わたし いきます としょかん きのう と言いがちです。

 

I went to the library yesterday. だから、そうなるのもわかります。

 

韓国語圏の人に教えることが多かったので、このミスは新鮮。なるほど。

 

 

あと「ら行」の発音がむずかしい。

 

日本人にはRの発音が難しいように、英語圏の人には「らりるれろ」がものすごく舌を巻いた発音になってしまう。

 

 

いろいろ発見が多く、楽しいです。

 

日本語教師ってやっぱり、いいです。

大変なこともあるけど、こういう仕事に巡り合えて幸せだな~とつくづく思います。