5年間飲んできた抗不安薬、ベンゾゼアジピン系のロラゼパム、商品名はワイパックス。


抗不安薬でもポピュラーなお薬で精神科にかかってないお年寄りでも、飲んでる人が多いのが特徴です。


抗不安の強さとしては、リボトリールより下。でも上位5位には入ってくるお薬でもあります。


比較的安全と言われてるお薬。


しかしこのお薬を長期服用することで認知症リスクが上がると言われていたり、そしてやはりベンゾゼアジピン系、依存性のある怖いお薬でもあるのです。


精神科薬は多かれ少なかれ依存性があると思っていますが、ならばその依存性とは何ぞやと言えば簡単に言うと、簡単にはやめられないお薬。


「精神科いくのめんどい〜〜〜、もうお薬やめよ〜〜〜」


なんてあっさりいかない。依存性と離脱症状は表裏一体。


離脱症状に苦しめられて散々な目に遭うどころか、最悪の場合、痙攣したり錯乱状態になったりして命の危機に瀕する場合もあるとの事です。


ならばどのくらい服用すると離脱症状が出るかと言えば、概ね8ヶ月とか半年とか言われてるようですが、人それぞれ。


私は不安障害がピークに達して精神科を受診してリボトリール0.5を服用…1日2回の指示だったけど、まともに飲まなかったのは確か。


1錠まるっと飲んだのは何回もない。


あとは1/2とか1/4とかに割って、飲んだり飲まなかったりしてました。


1ヶ月も経たないうちに、飲まないとやってられなくなりました。


ゾワゾワ感が酷くなり、割ったリボトリールを口にする…


リボトリールを割るのが面倒と言ったらソラナックスが出てきたし、眠気を相談したらロラゼパムを出されました。


そんなこんなであれこれ口に放り込んでたら、3ヶ月も経つ頃には、


これはリボトリールの離脱症状に違いない


と、そんな確信を持つに至ったのでした。