3月下旬のある日ADHDの息子とこだわりの強い娘の小児精神科の受診日でした。

ですが、この1年内服もせず学校でも大きなトラブルも無いので、私と先生の面談のみでした。





ふたりともとても落ち着いてきていて音譜、特に息子は「もう、ここは卒業でもいいかな。また、何かあったら妹さんの時に教えてね」「妹さんの次の予約はどうしようか?」と、先生。

そこで「実は私が乳ガンになって、数ヵ月先の予約は何日がいいか見通しが持てない」と打ち明けたところ、


「まずお母さん優先で治そう。2人の事は予約じゃなくて何かあったら電話でいいから」

「今はね、高血圧や糖尿病みたいに誰でも癌になる時代だから、大丈夫ニコニコ

コロナウイルスの予防接種も1年でできたくらい、医療は進歩してるのよ。

上の先生達は(私の病院と同じ病院で同じ棟なんです)最先端の治療をしてるからね。大丈夫」と言ってくれましたビックリマーク


ずっと子どもの事で思い悩み、それを支えてくれた先生の私への言葉に、癌と宣告されてから夫の前で1度泣いただけなのに、涙がボロポロでてしまいました。


「子どもに悪いとかかわいそうとか思わなくていいのよ。どの家庭もそれぞれ事情はあるんだから。まずはお母さん優先でね。お母さんの治療の合間に顔見に来てもいいからねニコニコ


と、どこまでも優しい先生の言葉に、今までどれだけ自分を後回しにしてきたか実感しました。

難病、発達障害…思えばこの2年心が休まる暇がなかったえーん


癌になっちゃったけど、もう少ししたら病休になるから、夏休みのつもりで自分を大切に日々を楽しもうと思えました。