それにしても完全に油断してました。
これほどまでに強烈だったとは。いやHate Eternalの「Fury And Flames」を聴いての話なんだけど。
$maroonhateさんのブログ
カメラHate Eternal - Fury And Flames

一瞬ドラムが脱退して打ち込みのドラムでも導入したのかよと錯覚を覚えるほど凄まじい。
でも・・・これは聴いていて気持ちがいい。

これくらいだと、たとえばZyklonやMyrkskogと言った「ナイアガラの滝系(?)」のドラムを今までも聴いてきたからそんじょそこらのブラストじゃ驚かないはずが…




こ の ド ラ マ ー は 本 当 に 人 間 な ん で す か ?




それにしても、完全にしびれましたわ。格好良すぎる。
俺が思うに、ブラストって究極まで突き詰めると、美しささえ感じるようになると思ってます。「Fury And Flames」聴かれるブラストビートのドラムはまさに極まったもので、美しさを感じさせるほどだ。最高に速いブラストは、音の隙間が無いほど詰め込まれた音の洪水。完全に狂ってます。
でもただ闇雲に叩きまくってるのではなく、緻密な演奏技術が究極の域に達してこその演奏である。卓越した演奏技術やタフなスタミナがなければこの演奏を維持することなど出来やしない。まさに芸術ともいえるほどその演奏は神掛かっている。

現在ではMorbid Angelがほぼ機能していない状況にあって、Hate Eternalの活動は十分に受け入れられるものであり彼らの活動に対する存在意義は十分である。Morbid Angelとは音の質感やサウンドスタイル、世界観などは異なるが、頂点を極めたMorbid Angelと比べても、十分に引けをとらない存在になり得たということはいうまでも無いだろう。
ただ、過去の3作に比べても曲のインパクトは最高だと言っても言いすぎじゃないような気がする。ただのデスメタルバンドでは語られるべき作品ではないと思うし、音の存在感がとにかく凄まじい。格の違いを見せつけられた気がしますね。音の殺傷力は今までより格段にアップし、邪悪なムードを今まで以上に放ち、まさに洪水ともいえるドラムのブラストが曲の激しさを高めている。
聴いていて身動ぎしてしまうほど音の圧力も凄まじい。1stと比べても、迫力なんか段違いですよ。まあサウンドのプロダクションが向上したことによる物である事には間違いないのだけれどもね。
Hate Eternalと言うバンド自体の存在もこのアルバムのおかげでもっと知られていくのではないかと思う。十分にステップアップが図られた作品であると思う。Hate Eternalって言うと、それほど曲の印象も過去の作品から感じ取れなかったと言うこともあってか、まさに予想だにしていなかった彼らの久々の新作は、予想外にいいアルバムに仕上がっていると思うのです。
とにかく#1「Hell Envenom」でやられました。すべての持てるエネルギーをぶつけてくるような音圧のとんでもない勢いに、すべてが壊されるような怖ささえ感じる。音に対してやばいと感じさせられるのって久しぶりな気がする。過去にもそういう感覚を味わせてくれる曲があったが、「Hell Envenom」はまさにそれがいえる曲であるのです。その感覚は言葉じゃ表現しきれないので、是非自分の耳で聴いて体感して欲しいですね。