近大卒業式にHIROさん&FANTASTICSが登場! | まったり music cafe♪

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23日に大阪・東大阪市で開かれた近代の卒業式に

 

HIROさんとFANTASTICSがサプライズ出演されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↓HIROさんスピーチ

 

 

    
「卒業生のみなさん、
ご卒業おめでとうございます」
「だれやねん…って、
けっこう不安だった。
温かい声援をいただき、ホッとしています」

LDHの社名の由来はテーマでもある
「LOVE」「DREAM」「HAPPINESS」の頭文字。

「僕は話のプロでもないし、
しゃべるのも得意ではないので
手紙にしてきました」
「20代のころは挫折ばかりしていた。
挫折しそうなとき、
1歩前に踏み出したいとき、
手紙を思い出して、
自分を奮い立たせてもらえれば」
 
↓手紙
 
「全員主役」。
この言葉はLDHが
エンターテインメントを
創造するときの大切なテーマであり、
基本的な考え方です。

ここにいる皆さん、
全員、誰もが、
自分自身の人生の物語の主役です。

絶対に同じストーリーが存在しない、
オリジナルのストーリーが
1人1人にあるのです。

皆さんの大好きな映画やドラマでは、
現実にはあり得ない、
劇的で壮大なスケールの
ストーリーもありますが、
日常的に起こりそうな、
誰にでも当てはまりそうな
ストーリーを
題材にしていることも多いと思います。

自分自身の思い出を
振り返ってみてください。
子どもの頃に見上げた、
どこまでも青い空、
家族からもらったたくさんの愛情。
大好きだった人との出会い、そして別れ。
友だちとの楽しい時間や、
つらかったこと、悔しかったこと。
他人には分からないことだとしても、
そこに魅力的な演出が加わったら、
あなた自身が起こっている、
日常のなにげないストーリーも、
あなたの感情とともに、
すごくドラマチックになるでしょう。

エンターテインメントの世界では、
それぞれの登場人物のストーリーを
自由に切り取り、自由に演出することで
多くのメッセージを生み出し、
伝えることができます。

皆さんの1人1人の人生の物語に
映画のような演出を加えたら、
もしかしたら、
アカデミー賞やカンヌ映画祭でも
脚光を浴びるストーリーにも
なり得ると思います。

それぐらいそれぞれの人生も、
実はドラマチックで、
誰かを感動させたり、
幸せにする物語になる可能性があります。

この世界にあなたと同じ人間はいません。
だから、皆さんの人生は
ただ1つの「自分物語」です。

人生の物語はいつだって自分自身が主役。

そのことを胸に刻んで、
楽しいこと、苦しいこと、
つらいことや悲しいことが
あったとしても、
自分自身の生き方に自信と誇りを持って、
思い切りこれからの人生を
演出して楽しんでほしいと思います。

ここで1つ、きょう卒業生のみなさんと
同世代だった22歳のLDHの子の話を
させてください。

彼の名前は中尾翔太。

小さいころからダンスに夢中になり、
アーティストになる夢を持ち、
練習に明け暮れ、
やっとの思いでLDHに入り、
FANTASTICSというグループで
デビューする夢をつかんだ。

22歳のときです。
メンバーと一緒に
元気に頑張っている日々でしたが、
念願だったデビューが決まった矢先に
体調が悪くなり、
調べたらステージ4の胃がんでした。

それからの闘病生活は
本当につらく、苦しく、
僕らには想像もできないものでした。

その状況でも彼の闘いを支えていたのは
「夢の力」。
もう1度、仲間と踊りたい-。
この先の夢をかなえたい。
そんな強い気持ちがあったからこそ、
本当につらい状況にもかかわらず、
勇ましく病気と闘うことが
できたのだと思います。

当時、僕は48歳でしたが、
22歳の翔太から
かけがえのないことを学びました。
最後まで夢に向かって頑張る姿に、
人生のテーマを
教えてもらったような気がしました。

22歳の青年の生涯は
思いもしない結末になってしまいましたが、彼の人生の物語には
決してムダなことは1つもありません。

22年間という短い時間でしたが、
たくさんの夢と情熱がギラギラ燃えていて、
ともに夢を見た
FANTASTICSのメンバーにつながり、
いまもなお、未来に広がっています。

僕らは彼の人生の物語、
生きてきた証をたくさんの活動で
知ってもらおうと思っています。

人生の物語は決して
ハッピーエンドばかりではないけど、
その「想い」や「愛」、
そして夢は他の人の物語でも生き続けます。

きょう、ここから新しい道を行く皆さん、
あなた自信は人生の主役となって、
物語をつくるために、
夢を持つことは、
いい道しるべになると思います。

あなたはいま、夢を持っていますか?

夢はきらびやかなものだけではない。
壮大なもの、
果てしないものばかりではない。
さりげない日常の中にも、
必ず夢はあります。

同じ人間がいないように、
夢もまた自由です。
十人十色でいいのです。

もしいま夢がなくても、
明日、あなたが歩き出す世界で
見つかるかもしれない。
夢にやぶれたことがあったとしても、
そこからが学んで、
次に本当の夢を見つけるスタートに
なるかもしれない。

だから、どこかのだれかに夢を持つことを
バカにされようと、
見つけることをあきらめないでほしい。

夢は人生の物語の大きなテーマになります。実現に近づくために
「イメージして」「工夫して」
「行動していく」。
それが人生の「演出」だと思います。

その挑戦が自分を成長させ、
新しい仲間ができ、
あなたの世界はきっと1歩1歩、大きくなる。

夢はファンタジーではなく、
未来を切り拓く、リアルな力になる。
これは自分の身をもって知ったことで、
僕らは夢の力を信じています。

皆さんもできれば、夢をみつけて、
人生という物語が続き限り、
自分が主役という信念で、
精いっぱい、生きてください。

くじけそうなときも、
主役の自分を奮い立たせてください。

そして、あなたの自分物語を最高のものに…

可能性があふれる未来を、応援しています。

EXILE HIRO