(写真)普天間基地を離陸する米軍のオスプレイ
14日午前、沖縄県宜野湾市(しんぶん赤旗3/15より)
在日米軍は14日、米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属のMV22オスプレイの飛行再開を強行しました。沖縄県では複数の機体が10回以上も離着陸し、県都・那覇市など市街地上空を飛行する様子が多くの市民に目撃されました。
昨年11月の鹿児島県屋久島沖での米空軍CV22墜落を受け、米軍は全世界でオスプレイの飛行を停止していましたが、今月8日に解除。わずか6日後の飛行再開です。
しんぶん赤旗3/15⇒米オスプレイ再開強行/沖縄 予告なし 市街地上空も/デニー知事批判 (jcp.or.jp)
私たち中央区議団は、2月27日、区議会第1回定例会初日に、オスプレイの飛行再開をしないよう求める意見書案を提出しています。
意見書案は3月28日の最終日に、取扱いを決定します。
事態が進んでいます。
沖縄でも東京でも、日本のどこでもオスプレイはいらない!
この声を大きくしていくためにがんばります。
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日本共産党区議団提出の意見書案↓
米軍横田基地CⅤ22オスプレイの飛行停止に関する意見書(案)
昨年11月29日に屋久島沖で発生した米軍横田基地所属のCⅤ22オスプレイの墜落事故をめぐり、米軍特殊作戦司令部は2月20日、新たな声明を発表しました。
声明は、事故を起こした機材の故障について、「現時点においてわかっている」として、機材故障を特定したとの認識を示しました。ただ「機体に問題が生じた原因はまだ明らかになっていない」としており、「調査の極めて重要な部分としてこの原因を特定するために、工学的な試験と分析を行っている」と述べています。また、機体のどの部分を調査しているのかなど、詳しい内容は明らかにしていません。
米軍は、乗組員8人全員が死亡した墜落事故を受け、昨年十二月六日からオスプレイ全機の飛行を停止しています。停止期間は当初、1年以上におよぶと見られていたものの、複数の米軍関係者が「数週間以内の飛行再開が可能だ」との見方を示していると米NBCが報じています。
米国防総省は、輸送機V22オスプレイの新規調達を終了することを決定しましたが、米軍は2050年代までオスプレイを運用する方針を持っています。
オスプレイは、開発当初から指摘されてきたオート・ローテーション機能の欠如に加え、機体そのものに構造的欠陥があると指摘されてきましたが、各地で墜落事故をくり返し、死亡事故も起きました。オスプレイが、人口密集地の首都東京の空を飛行する危険ははかり知れません。
よって中央区議会は、東京都として、米軍や政府に対し、以下の要請を緊急に行うことを求めるものです。
一、米軍横田基地所属のCV22や自衛隊立川基地に飛来するV22を含むオスプレイの、全機飛行停止の解除を行わないよう求めること。
一、米軍横田基地へのオスプレイ追加配備計画を中止し、オスプレイを撤去すること。自衛隊立川基地へのオスプレイ飛来を、今後一切中止すること。
東京都知事 あて
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